メカニズム DCT 読み:でぃーしーてぃー Dual Clutch Transmissionの略で、オートマの変速機構の一つ。発進&1-3-5速用と2-4-6速用に分かれたギヤ列それぞれにクラッチを備え、常に次のギヤが噛み合っている。さらに電子制御により、駆動力に途切れがなくスムーズに変速できる。通常はクラッチレバーを握ってシフトペダルを操作→シフトドラムが回転→ギヤがスライドするが、DCTではクラッチレバーいらずでモーターが操作する。また、ボタンやペダルで自由に変速も可能だ。バイク用としては2010年型VFR1200Fに世界初採用され、ホンダの各モデルに展開されている。