メカニズム リチウムイオンバッテリー 読み:りちうむいおんばってりー 一般的な鉛バッテリーより自然放電が少なく、軽量など様々なメリットを持つバッテリー。内部には、リン酸鉄リチウムと黒鉛などの電極を組み合わせた乾電池のようなセルが並び、条件によっては1年度放置してもセルが回るほど放電しにくい。重量は鉛バッテリーの約3分の1、寿命を迎えるまでの充放電サイクルも鉛バッテリーの1.5~4倍と長い。さらに、一度に大電流を流せる性質があり、セルスターターを回すのに適している。ただし高価で、許容する電圧の範囲が狭いなどの面もある。公道走行可能な市販バイクには2017年型CBR1000RR SPに初めて標準採用された。