セミアクティブサス
読み:せみあくてぃぶさす
センサーでサスや車体の動きを検知して減衰力を自動可変する電子制御サス。低速、高速コーナー、路面状況など様々なシーンでサスに最適な減衰力は刻一刻と変わってくるが、一般的なサスはセッティングを固定するしかない。一方、セミアクティブサスなら、ダンパーに設置された電磁バルブでオイル流路を変化させ、リアルタイムに減衰力を変更してくれる。なお、可変するのはダンパーのみでスプリングの特性は調整されない。元々はレース用で、前もってサスセッティングをプログラムしておき、能動的(アクティブ)に制御を行うことから命名。「セミアクティブサス」は状況に応じて受動的に制御することから、その名で呼ばれる。