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クロスプレーン

読み:くろすぷれーん

クロスプレーン

並列4気筒の各クランクピンを90度ずつずらしたクロスプレーン型クランクシャフトの意。真横から見て十字にクロスしていることが、その名の由来だ。1→3→2→4気筒の順に点火する不等間隔爆発となり、スロットル開度と開度と関係なく発生する余分な「慣性トルク」がほぼない。そのため、思い通りのリニアなトルク特性を得られるのが利点。市販車では、ヤマハのYZF-R1が有名。さらにヤマハでは、並列3気筒や並列2気筒のMTシリーズに「クロスプレーンコンセプト」を導入している……が、こちらはクロスプレーン型クランクシャフトではなく、同様のトルク特性を持つエンジン設計思想を意味する。なお、一般的な4気筒は180度クランクで、横から見てクランクシャフトの平面(プレーン)が平坦(フラット)なのでフラットプレーンとも呼ばれる。

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