スクーター
読み:すくーたー
フラットな足元のフロアや、またぎやすい車体形状を採用したバイク。エンジンはオートマが多く、乗車姿勢も運転もラクなのが特色。大抵はメットインを備え、利便性が高い。排気量は50ccから大型まであり、市販スクーターではアプリリアのSRV850が最大(2017年現在)。小排気量車は、エンジンやミッションをスイングアームに一体化した「ユニットスイング」と呼ばれる機構を採用し、足元やシート下スペースを確保している。元々、英語でキックスケーターのことをscooterと呼び、キックスケーターにエンジンを載せたバイクがスクーターの発祥。原型は1910年代から存在し、1948年に生産されたベスパ初のスクーター「ベスパ98」を皮切りに世界へ拡大していった。