［アンケート調査！］ツーリング中、待ってる人はずっと心配している

アナタがバイクに乗る日に、快く送り出してくれる
大切な家族やパートナーの人たち
今回、そんな人たちの心の内側を
バイクウエアメーカーのHYODが調査
そこであぶりだした結果は、みんな不安に思ってるってこと!?

問：ヒョウドウプロダクツ　TEL053-465-8281
https://www.hyod-products.com/

「安全に走る」は当たり前その気持ち、伝わってる？

本誌読者の皆さんは「安全意識が高く」「安全な装備を身に着け」「交通ルールを順守する」というイメージがあるので、安全意識の啓蒙についてはもう言うまでもないというのが本誌の見解ではある。がしかし、今回ウエアメーカーのHYODがだしたアンケート調査のリリースを読み解くと「皆さんのその安全意識、大切な人にちゃんと伝わってるのか？」と不安になったのだ。

このアンケート対象者は、皆さまライダーを家で待っていてくれている家族・パートナーなどの〝大切な人（ライダーではない）〞だ。バイクを楽しむ我々を送り出してくれてはいるものの、心の内では心配ごとが多く、そのための対策として以下の表のように「報告」と「安全対策」で安心の担保としている。

そして、この調査で分かったのが4割の人がライダー専用の着るエアバッグの存在を知らないということ！　我々の意識としてはもうずいぶん前からある存在で、当たり前だと思っていたのだが、世間的にはまだまだそうでもないということだ。さらなる安全対策に、エアバッグは名前からも一般的な認知も高いので、バイクを知らない人でも「安全であること」が伝わりやすいアイテムなのではないだろうか。安全への意識や装備はライダーのマナーとして当たり前だが、大切な人の理解も必要不可欠である。誰かの犠牲の上に成り立つ趣味では全力で楽しむことができない。

これからも楽しいバイクライフを送るためには、待っている人の〝心配〞を和らげる心遣いや行動が必要なのではないだろうか？　と思った次第だ。

1000人に聞いてみました！

調査概要

「大切な方がバイクに乗ることへの不安」に関する調査

調査期間：2024年5月21日（火） 〜 2024年5月22日（水）
調査方法：リンクアンドパートナーズが提供するPRIZMAによるインターネット調査
調査人数：1000人
調査対象：調査回答時に家族や恋人がバイクに乗ると回答したモニター
調査元：株式会社ヒョウドウプロダクツモニター提供元ゼネラルリサーチ

Q1.あなたのパートナーやお子さまなど、大切な方がバイクに乗ることをどう思いますか？

A.8割を超える人が「バイクに乗ることは心配」
そんな気持ちを抱えつつ、大切な人はアナタを笑顔で送り出してくれている、という事実をまずは認識しておきたい。であれば、安心してもらうために（これからもバイクに乗るために）「安全を意識している」というアピールが必要になってくるのではないだろうか？

Q2.『とても心配』『やや心配』と思う理由を教えてください（複数回答可）

A.事故に対するリスクが高いというイメージが先行してしまっている
このイメージ、おおむね事実だろう。しかし、ライダーが身に着けるライディングウエアなどにはプロテクターが付いているし、そのリスクを知ってる我々は、だからこそ安全にバイクを楽しんでいるのだが……。「じゃあ乗るなってこと!?」となるとケンカだ、それこそ避けたい……。

安心アピール その1　正確な報告

Q.どのようなことをしてもらっていますか?

どこで何をしているか、をシェア！
「大切な方がバイクに乗る際に必ずしてもらうことはありますか？」の質問に対して約6割がありと回答し、その内容の一覧がコチラ。基本的に「どこで」「誰と」「何をしているか」のシェア。それで安心してくれるなら安いもん。バイクの写真を送ることからでもいいので次回から実践したい。

安心アピール その2　安全装備を身に着ける

Q.ライダー専用のエアバッグウエア（防具）があることを知っていますか?

乗ってない人は「着るエアバッグ」の存在すら知らない！
前出の結果の2番目に多かった回答の『安全性の高い装備を身に着けてもらう（47.7％）』にもあるように、安全装備を付けていることは大きな安心材料につながるようだ。しかし、上記の結果からも分かる通り、4割以上の人がバイク用エアバッグの存在を知らないとの回答だ。安心をアピールする材料としてエアバッグは有効かもしれない！

その安全が手に入るなら3万・5万は安い!?
以下の表にあるように、9割の人が大切な人には安全な装備を身に着けてほしくて、そのためのコスト感覚は幸いにも我々ライダーが身に着ける装備の相場観と似ている。なにがとは言わないが、これは稟議を通すチャンス……。

HYODがリリースする最新エアバッグシステム『AIR-BOOST』

基本的にどんなウエアでも装着可能な「着るエアバッグ」。シーンによってアルゴリズムを変更することが可能で、0.03秒で転倒リスクを検知し、転倒が避けられないと判断すると0.025秒でエアバッグが膨張しライダーを守る。「買い切り」と「リース」2種類の販売方法がある