【40歳からはじめるイケてるライダーへの道⑧】ついに……二輪免許取得! 初ツーリングに心躍る
40歳を迎えて突如バイク雑誌編集部に配属となったカザマ
イケてるライダーを目指す生活がスタート
そもそもイケてるライダーってなんだ? と自問自答を繰り返す日々
今回は免許取得後に乗りたいバイクについて考えます
二輪免許を取得してイケてるライダーを目指すこの連載。前回、痛恨の一本橋脱輪で卒業検定不合格となった私、カザマ。失意の日々を過ごしていました。というのも、再検定までの間が、約3週間。その間練習もできず、バイクにも乗れないなんて、不安でしかありません。「次も不合格だったらいよいよヤバい……ノカ?」
【今月の教習内容】
70点以上が合格!? 少しのミスなら合格できる!
検定で自分が何点だったのか気になったので(実は1度エンスト……)、合格発表時に聞いてみたところ、「……ギリギリです」とだけ答えが返ってきました。詳しい点数は教えてもらえず……
そんな気持ちのなか訪れた、6月初旬の2回目の卒業検定。今回は6人中5番目の検定となり、前回よりは落ち着いた気持ちで教習所内の道路脇ベンチで自分の番を待ちます。が、ここでまさかのトラブル発生!この待機場所が、とにかく蚊が多い!
40分ほどの待ち時間の間に、首や足など十数箇所を蚊に刺されてしまい、検定前に痒さと戦うことに……(笑)。これから卒業検定を受ける皆さん、卒検には虫除け対策が必須です!
逆に緊張が紛れたのか、検定自体は前回よりはスムーズに最後まで走り切ることができました。教室に戻り、合否発表まで待つのですがその時間がとても長く感じられました。30分ほど待ち、いよいよ合否を伝えられます。「カザマさんね、お疲れさまでした。結果は…………合格です」
謎の長いタメがありましたが、一気に緊張が解けた瞬間でした。その後はどこか淡々とした卒業式(免許書き換えについての説明がメイン。もう少し盛り上げ要素があってもいいのでは? 角帽みたいの投げるとか)を経て、お世話になった教習所を後に。いつもと同じ山手線に乗って帰りましたが、窓に映るのは“二輪免許に合格した自分”(顔は変わらず丸い)。「昨日までのオレじゃないぜ」。
とにもかくにも、無事に普通二輪免許合格となり、運転試験場での免許書き換えも完了。いよいよ、イケてるバイクライフへの第一歩を踏み出しました! 「バイクは結局どうする?」「駐輪場は?」「装備の準備は?」などなど、課題は山積みですが、何よりバイクに乗れるのが嬉しいです。
6月末には、仕事でお付き合いのある方たちに誘っていただき、初ツーリングに行ってきます! 目的地はビーナスライン! いきなり絶景道を楽しんできます!
あれ……高速ってどうやって乗るんだ?