【40歳からはじめるイケてるライダーへの道⑦】卒検、だめでした……! 傷心のアウトドア取材の日々
40歳を迎えて突如バイク雑誌編集部に配属となったカザマ
イケてるライダーを目指す生活がスタート
そもそもイケてるライダーってなんだ? と自問自答を繰り返す日々
今回は免許所得後に乗りたいバイクについて考えます
第二段階の見極め教習を経て、ついに辿り着いた二輪免許の卒業検定!
【今月の教習内容】
本当の本当に常にキープレフトじゃないとだめ?
見極めのときに教官から「もっと左側を走るように」と言葉が。その日は雨上がりだったので「水たまりを走りたくないのでなるべく避けた」と伝えたところ「転倒はしないので避けずに左側を走って」。皆さんはどうですか?
「どうにかなるだろう」と気楽に構えていましたが、当日教検定の説明を受けるあたりからどうしようもない緊張が……。というのも、僕の教習所では卒業検定は毎週水土日に実施されていて、受検者は昼に集まり、説明のあとに検定を受けます。検定自体は1時間ほどで終わるようなのですが、合格した場合は発表~卒業式の時間までの時間を見込んでおよそ4時間の時間(つまり午後いっぱいまで)を確保しないといけないのです。そして検定の予約が、これまたなかなか取れないんですよ……。
「もし落ちたら、次の卒検の調整をしないといけないのが大変」と思うと、途端に身体に力が入ってしまいます。バイクに乗ったときにはガチガチ。序盤は無難にこなしていましたが、最近は得意に感じていた一本橋でまさかの脱輪!
あえなく検定中止となってしまいました……。次の卒検を予約しようとすると、5月はすでにいっぱい。免許取得は6月まで持ち越しが決定!一度受ければ次は緊張が薄れるはず。そう言い聞かせて次回に備えます!
その前後にはロケ続き。マヒトが行くの広報車両はホンダ レブル1100でしたが「免許取れて初めにバイク買うならレブルの250なんか足着きが良くてオススメよ」と撮影の合間にマヒトさんからアドバイス。試しに1100にまたがってみましたが、確かにカカトまでしっかり足が着くのでとても安心。250はもう少し低いようだし、バイクの扱いに慣れていない間はぴったりかも。もちろんビジュアルもカッコいい。初めての1台はレブルなのか……!?
GW明けにはキャンプ場で泊まりのロケ。(一応)キャンプ慣れはしているので、スタッフ用スペースや食事の用意を担当しましたが、夜はまだ寒いので飲みながら食べてもらうつもりで準備したカザマ特製のトマトカレー鍋が、いつまで経っても出来上がらない“謎の時間” に突入。焚き火に直接鍋をかけていましたが、忘れていた素材を入れてその度に味を調整していたせいか、完成したのは2時間後。
肝心の味のほうは「おいしい」と言ってもらえましたが、「寒いなかあれだけ待たされたら、なんでもうまいよなぁ。ごめんなさい」と密かに思った春の夜でした。次回はもっと手際よく提供します!