【40歳からはじめるイケてるライダーへの道⑥】奥多摩のイケてるスポットと右足を着くクセ
40歳を迎えて突如バイク雑誌編集部に配属となったカザマ
イケてるライダーを目指す生活がスタート
そもそもイケてるライダーってなんだ? と自問自答を繰り返す日々
今回は免許所得後に乗りたいバイクについて考えます
二輪免許を取得してイケてるライダーを目指すこの連載。ついに最初のゴールが見えてきました! 教習は第二段階の見極めと卒業検定を残すのみ。教習所に通い始めてはや5カ月。免許取得は目の前です(本当はこの記事の締め切りに間に合わせたかったですが……)。
【今月の教習内容】
教習所の急制動は“急”制動じゃない?
練習中に教官から言われた衝撃の一言。真意は、教習所ではブレーキ動作をする目印があるが、路上では空走距離(停まらなければいけない状況を認識してからブレーキ動作するまでの距離)がかかるということ。なるほど……
教習所では検定で走る道順を覚えながら、これまでの教習をおさらい走行。苦手な一本橋もようやくほぼ失敗しなくなり、急制動でもしっかり加速できるようになりました。教官のバイクを追走する「模擬追突体験」ではバイクならではの「急には止まれない」感覚を体験。教習のなかで注意されたのは「停止時に無駄に右足を着いてしまっている」こと。クセになってしまっているようで、意識しないとつい右足が出てしまう。それに気を取られるとほかの運転動作や道順が疎かに……。本番ではそうならないように、検定の日まで右足に言い聞かせていこうと思います。「やれんのか、オイッ!」
免許取得に時間がかかりすぎてしまい、憧れの編集部員ツーリング企画デビューがまさかの原付バイクとなってしまった私カザマ(その旅の模様はP46からの記事をご覧ください!)。取材で広報車として借りたのはヤマハのビーノ。控えめに言っても最高でした! やっぱりゆるキャン△のリンちゃんが乗っているイメージが強いビーノですが、今回借りたブラウンは程よく落ち着いていてポップな感じ(40歳男性が乗ってもセーフ!?)。思ったよりも加速もスムーズで、奥多摩までの道のりもスイスイでした。
ロケの数日前から借りていたので「ちょっと撮影車両に慣れてきます」の名目で編集部を抜け出してブイーンとお散歩。夜は自宅まで乗って帰り、少し遠くの銭湯まで。自宅近辺は住宅地で狭い道も多いのですが、原付なら移動も快適。「バイクがある生活ってこんなにいいのか……」と広い湯舟に浸かりながら実感しました。
しかし、新たな問題も発覚。バイクOKと思い込んでいた自宅の共有駐輪場は自転車のみの利用とのこと。バイクを所有の前に、駐車場を探さなければいけない羽目に……。幸い、近所にバイク専用駐車場はあるようですが、月額で8800円(毎月の出費となると地味にイタイ……)。果たして、イケてるバイクライフはどう実現するのか!?
次回は免許取得のご報告ができるように、卒検頑張ります!