1. HOME
  2. 未分類
  3. 編集ヤマキのゼファー復活記「エンジンからの異音の正体は……」

編集ヤマキのゼファー復活記「エンジンからの異音の正体は……」

どうしても乗りたくて手に入れた愛車、カワサキ・ゼファー
大切に乗っていた(つもり)だったけどだんだんガタが……
そんな予兆を見て見ぬフリした結果、動かなくなりました
この連載では不動のゼファーが復活するまでの軌跡を辿ります

ヤマキのゼファー750

年式:2006 年式 購入年:2018 年
走行距離:24628km(購入時)
→ 47916km(現在)
用途:通勤・ツーリング

エンジンがかからない原因がセルモーターにあったと分かり、問題点を改善し、ようやくエンジンがかかった我が愛車。

しかし、エンジンがかかったものの「バリバリ……」という異音のオマケ付きだったのが前回までのあらすじ。

ぶっちゃけるとこの音、整備を依頼するはるか前、ゼファーが動かなくなる直前までしていた音だった。勝手に排気漏れの音だと思い込んでいたので、マフラーを付けなおして、エンジンがかかるようになれば一緒に消えるもんだと思っていたがそう甘くはなかったようだ……。

セーリングの竹内さんに聞いてみると「カムチェーンテンショナーだね」とのこと。

カムチェーンテンショナーはエンジンの心臓部であるカムチェーンについているパーツ。経年変化で伸びきってしまうカムチェーンの張り具合を調整する役割がある

新品のカムチェーンテンショナーを取り寄せてもらい、交換すると音は正常に!これでホントにゼファーのエンジンがかかったといえる! 嬉しい! 初期症状のうちは走り始めるといつの間にか音がしなくなったりもするそうだが、僕の場合はエンジンをかけた途端に異音がするまで症状が進んでしまっていた。

エンジン付近から「バリバリ……」という音が聞こえたら、「排気漏れかな?」と疑う人もいると思う。排気漏れチェックをしてみて正常だったらカムチェーンテンショナーに異常があるかもしれない。

一見同じように見えるエアクリーナーボックスも、ネットで買える汎用品と純正品では細かいところが違う。
燃調が狂ったりする恐れもあるので、多少値が張ってもメーカーの純正品を使うのがオススメ

皆さんは、愛車の小さな“声”を聞き逃さず、初期症状のうちに信頼できるショップに持っていくことをオススメしたい。

関連記事