1. HOME
  2. ツーリング
  3. ”島めぐり”で九州を再発見!! 種子島・屋久島ツーリング その5

”島めぐり”で九州を再発見!! 種子島・屋久島ツーリング その5

「人と違った旅がしたい!」そんな変わり者のアナタに贈る企画が当コーナー。
どこ、それ? 島なんて遠すぎるよ〜なんて思っている方は不正解。そもそも、どちらも鹿児島県内だし、鹿児島港からあっという間の距離にあるのだ。
この2島を走り周って、オトコの勲章をゲットするべし!

太古の自然がそのまま残り、生き続けている屋久島。自然豊かな屋久島は徒歩で観光した方がいいのでは?
と思ったら大間違い!アドベンチャー気分の味わえるワインディングから、シーサイドラインと自然の中をバイクで味わい尽くせる島だった!

”島めぐり”で九州を再発見!! 種子・屋久島ツーリング その1
”島めぐり”で九州を再発見!! 種子・屋久島ツーリング その2
”島めぐり”で九州を再発見!! 種子・屋久島ツーリング その3
”島めぐり”で九州を再発見!! 種子・屋久島ツーリング その4

自然と共生する屋久島で貴重な冒険体験

屋久島で堪能できる大自然は、屋久杉だけに留まらない。山を下り、海沿いの道まで戻り、島の西側へ進む。すると、屋久島の大自然を体験できる温泉がある。海まですぐそこの野天風呂「湯泊温泉」と「平内海中温泉」だ。どちらも入浴料金はなく、募金箱だけ。入口は注意書きの看板が目印だ。2つの温泉までの距離は歩いて行ける距離で、両方ハシゴすることもできる。

今回は、湯船がしっかり整備されている湯泊温泉へ向かってみる。駐車場も完備されているが、脱衣所らしき施設はないので度胸が必要!

地元の方と、東海からツーリングしているライダーと湯船に浸りながら交流を楽しめた。

どうやら、普段から人が少ないので時間によっては貸切状態らしい。さらに24時間入浴できるので、夜には満天の星空の下で、もしくは日の出とともに浸かるのもオススメだそう。

温泉には仕切りがあり、男女で分かれているので女性でも安心だ。温度は37度位で、ずっと浸かっていられる。海水が混ざっているため、少ししょっぱい。

湯泊温泉

穴場的な野天風呂である「湯泊温泉」。潮風を感じながら長湯できるぬるめのお湯で、湯船もしっかりしており、干潮時でも入浴可能。男女で仕切りもある。さらに海に近い岩場の自然に囲われた湯船ではワイルドな気分を味わえる。駐車場も完備

DATA
鹿児島県熊毛郡屋久島町
日帰り入浴料:100 円(寸志)

とまり木

屋久島空港から3分ほどの場所にある。宿泊は、ドミトリーでの素泊まりとテントサイト(800円)から選べる。オーナーのお姉さんや、旅人との出会いを楽しめる場所だ

DATA
鹿児島県熊毛郡屋久島町小瀬田815-19
TEL0997-43-5069 宿泊料:2000円~(ドミトリー)
https://www.yakushima-tomarigi.jp/

茶屋ひらの

島の農家と契約し、身体によい食材にこだわったコース料理を提供する「茶屋ひらの」。海はトビウオやカメノテ、山はユキノシタやコサンダケなど旬の山海の幸を使った郷土料理は絶品。事前予約がオススメだ

DATA
鹿児島県熊毛郡屋久島町安房2617-3
TEL:0997-46-2816
営業時間:11:00~14:30、18:00~21:00
定休日:不定
http://www.goyakushima.com/

ACCESS ~山を下り、海沿いの道まで前戻り、島の西側へ進む~

フェリーで上陸する際は、宮之浦港か安房港になる。そこから、県道77号と県道78号をつなぎ、島を1周する。島の西側は林道扱いで世界自然遺産に指定されている地域。道幅は狭くなっている所が多い。また、ヤクシマザルなどの野生動物に特に注意が必要。

問:屋久島観光協会
TEL 0997-49-4010
http://yakukan.jp/

Reporter:BikeJIN編集 タカハシ
九州には何度かツーリングで訪れたことがあったが、今回が初の島巡り。林道ツーリングとはまた違った、屋久島の自然に大興奮!
今回ご紹介した種子島・屋久島ツーリングは2017年2月発売の「ツーリングガイド九州・沖縄」p.113から125に掲載しています。九州・沖縄ツーリングの全容はこちらでお楽しみください。

ツーリングガイド九州・沖縄 ¥1,296(税込)

詳細・ご購入はこちら

関連記事