1. HOME
  2. ツーリング
  3. 【マヒトが行く】ハッピーを求めて山梨へ!美味と刺激と癒しに満ちたツーリングレポート

【マヒトが行く】ハッピーを求めて山梨へ!美味と刺激と癒しに満ちたツーリングレポート

気まぐれで選んだお土産が、次の旅の目的地になることがある。山梨に本社を構える「ハッピーカンパニー」を訪ねて、出会ったのは“やわらか干し梅”や激辛柿の種の数々、そして笑顔が素敵な社長さん。心と舌に響く出会いのあとには、温泉「みたまの湯」で癒しの時間。ハッピーを巡る旅は、まさに“気まぐれが生んだ必然”だった。

来てみてびっくり知ってる知ってる知ってる!

そしていよいよ今回の一番の目的地である〝ハッピーカンパニー〞にやって来た。町場から少し離れた牧歌的な里山にソコはあった。

「ようこそ」と迎えて下さったのはニコニコ笑顔が素敵な〝武井亜矢子社長〞。実はコノ会社、俺達世代は意外なトコで触れ合っていたりする。ハッピーカンパニーの最初期の商品は〝カード式ハンコ〞。「あぁ、あったあった!」と思った人は間違いなく同世代。その後に食品でハネたのは、旅館等のお茶セットに添えてある〝やわらか干し梅〞がソレ。「ええ〜! あれもなノォ〜!」な感想を持った人は俺と同じ感覚を共有出来ている人ダ。ブルーベリーのドライフルーツを製品化して食品のバリエーションが生まれて来た頃に、偶然舞い込んだ梅園の催事から生まれたらしい。他にもご当地マスコットの〝まさお(山梨バージョン)〞もコチラのアイテムと知ってまた驚く。

感心しながらお茶うけに出して頂いた緑の柿の種をパクリとやったら、トムとジェリーのトムが辛い物を食べた時みたいに「カーッ!」と辛さが突き抜け、さらにソコから「ツーン!」と鼻と目に刺激が来て涙ぐむ。同様な商品に鷹の爪、そして真っ赤な梅の種も発売されるとのコト。強烈な刺激ダガ、コイツはクセになる。見るモノ食べるモノ、何でも買いたくなってしまうノデ、最後に家族へのお土産として、ドライフルーツをメインにひと抱え購入した。喜ぶ家族の顔が見える様ダ。

ハッピーカンパニー

旅のきっかけとなった、ドライフルーツのオレンジの輪切り。コレが美味かったからコソ“ハッピーカンパニー”の本社訪問となったのに、来てみたら思った以上に他の製品とも何度も出会っていた。俺は何を買って帰ればイイのか

山梨県山梨市東1688
https://www.happycompany.co.jp/

旅館のお茶セットの中に、そっと居るコトの多い“種なし梅”。日本の端から端まで見ないトコが無い程の定番。アナタの側にハッピーカンパニーは居たノダ
コノ二つの製品は、他社では「こんな辛い物が売れるか!」と来るらしいが、“出る杭は打たれるけれど、出過ぎた杭は注目される”と発送の転換で売り出したハッピーカンパニー。やっぱ売れてるらしい
外出されていた先代が俺達を見て「まだ百年生きて仕事するから、楽しみにしといてね!」。親子揃って夢に真っしぐら。ますます楽しみダ
先代社長の想いを更に膨らませ、夢に向かって真っ直ぐ向かって行く武井社長。リアリストが多い女性の中にあって、大きな夢を語ると言うコトはソノ夢の具現化が可能と言うコトナノダ

興奮して体温が上がってしまって、ちょっとほっとしたくなったノデ温泉を求めて「見晴らしの丘 みたまの湯」にやって来た。ココは友人の吉田シェフとツーリングの途中で立ち寄った野菜の直売所に寄って〝甘々娘〞を買いに来た。今の時期は長くて甘い〝大塚にんじん〞がアルかと思ってやって来たが、あいにく入荷が無かった(泣)。しかし、温泉はそんな時でも安定した安らぎをもたらしてくれる。「あぁ〜しみるぅ〜」。ココのお湯はモール温泉。太古の植物が溶け込んだ、茶褐色のトロリとした泉質で、温泉に入っている感覚が強い。露天風呂の温度もちょうど良く、八ヶ岳と甲府盆地を眺めながら浴っていると疲れがスゥ〜っと抜けて行く感じがする。

見晴らしの丘 みたまの湯

コチラは北アメリカプレート、ユーラシアプレートの境界、フォッサ・マグナの中で様々な温泉帯の湯がブレンドされた奇跡の様な温泉らしい。理科や地学の授業で聞いたフォッサ・マグナをこんなに身近に感じるコトがアルなんて思いもしなかった。理解する部分は「温泉は気持ちエエなぁ」

露天風呂にはヌルい湯と高温湯がアルノデ、一応低温湯から行こか。遠くに見える八ヶ岳を眺めながら、ゆっくり身体を温めてみておくれや
最近、入浴時の気温と体温の変化で身体に不調を覚える人も多い様ダ。もし体調が優れなかったりするなら内湯がエエカモよ

今期は夏の暑さや多雨の影響で、名産の大塚にんじんの収穫量が極端に少ないとのコトで、コノ日の入荷は無かった。しかし、ドレッシングやマフィン、混ぜご飯等の加工品は並んでいた

山梨県西八代郡市川三郷町大塚2608
TEL055-272-2641
営業時間:10:00 ~ 23:00(要予約)
定休日:なし
入館料:780円

旅先のお土産から紡ぎ出されたハッピーの連続。山梨イイなぁ、ハッピーになりにまた来よう。

ぼんち食堂

男には負けると分かっていても戦わなければならない時がある
もう何度足を運んだか分からなくなってしまった爆盛の殿堂“ぼんち食堂”。そしてソノ度に、木っ端微塵に叩きのめされて持ち帰りの器に残りを詰めて帰るコトの繰り返し。「久しぶり〜」とご主人に迎えられて席に着く。今回の俺は、“あんかけ焼きそば”で完食を目指す

今回も今号を読んで挑みに来たライダー向けに、サイン入りステッカーを用意しておいた。コレがご主人への免罪符。「さぁ食うぞ!」と食べ始めたノダ
「あかん、もう入らへん」と今回も撃沈。沢山のフードファイター達のサインを背に、ご主人が持ち帰りパックを持って来てくれた

山梨県甲斐市富竹新田457-8
TEL055-276-7238
営業時間:11:00 ~ 14:00、17:00〜20:00
定休日:不定休

関連記事