【マヒトが行く】-川上村- ①新鮮レタスと師弟の絆を味わう
今回は、いつもとテイストが違う
師弟の味を確かめに
行くぞ川上村!
最近思うコトがある今のウチニってコト
みんなには〝師と仰ぐ人〞が居るダロウか? 残念ながら俺の師は既にコノ世には居られない。還暦を目の前にして痛烈に思うコトに「会いたい人には、逢えるうちに会っておくべきダ」がアル。「当たり前だろ」と笑われるカモ知れないが、思った以上にコレが出来ずに悔いを残している方が多いノダ。みんなはそんなコトが無いだろうか? 今回は、そんな思いに端を発する心の旅ダ。
とある日、俺が日本一信頼している料理人〝吉田友則シェフ〞から電話がかかって来た。出てみると「俺さぁ、こないだ54歳になったんだよね」と切り出して来た。何だ何だと話を聞くと、自分が若かった頃に師事していた師匠と同じ年齢になったノダと言う。吉田シェフが師と仰ぐ〝井出忠利さん(以後 忠利さん)〞は、清里や野辺山と言ったいわゆる〝高原文化〞の立役者と言っても過言では無いシェフ。その後川上村で喫茶店〝ぴおれ〞を二人の出会いは本当に偶然で、吉田シェフがまだホテルのフレンチ部門の下っ端の頃。当時製菓部門を任されていた忠利さんと出会い、厨房の片隅で食べさせて貰った〝森の幸のパスタ〞の衝撃的な美味さに衝撃を受けた。素材の細部まで感じるコトの出来る味に感動し、思わずレシピをせがんだと言う。そのレシピは、今でも吉田シェフの厨房に飾られている。
こんなストーリーを聞いていて、二人が共演する姿を見てみたくて今回の旅を企画したノダ。元・旅するシェフ(吉田シェフ)を川上村に招いて、地食材を作って貰うと同時に、地元の方(忠利さん)の食べ方を同時に紹介して貰うコトとした。当然、俺達が簡単に再現出来る様にして貰うのはマスト事項とさせて貰った。
そして取材当日、快晴のロケ日和で最高! 目的地の川上村へ続く高原道路も気持ちがイイ。待ち合わせマデには時間もアルし朝飯も食って無かったノデ、上質な鶏と卵の親子丼が堪らない中村農園へ立ち寄る。口開け一番で大盛りの親子丼に卵のトッピング。最初はそのまま、1/3ほど食べたトコロで卵を投入する。濃厚さが加速して最高の朝ご飯となったゾ。
Spot1 中村農場
Spot2 ヤツレン
JR最高地点の野辺山駅のスグ近く、国道141号沿いにあるのが“ヤツレン野辺山乳製品直売所”。俺は少し乳製品が苦手ナノダガ、ココのは平気。ココで加工される生乳は、牛の生育環境として適している周辺30分圏内のモノだからかなぁ