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[ツーリングライダー必見!]絶景コンディション の法則

ただ気まぐれに走るだけでは最高の景色に出会うことができないのが絶景道
その時期にしか見られない絶景の条件を知り“美味しい”景色を狙って走ろう

【Scene01】満開の桜並木

2月1日以降の平均気温から満開となる時期を予想!
ツーリングシーズンの幕開けの時期に美しい花を開く桜は、ぜひ狙いたい絶景スポット。その開花時期は、四国や九州などの気候があたたかい地域では3月中旬~下旬、東北や北海道などの寒さが厳しい場所では、その約1カ月となることもある。日本各地に植生していることから、桜前線を追いかけるように毎週ツーリングすることも絶景の楽しみ方と言える。

絶景となる条件

・400度の法則
※2月1日以降の1日の平均気温の合計が400 度を超えると開花
・開花から10~14日後に満開

満開から散るまでの1週間を狙え!
ようやく満開になったと思ったら、意外とすぐに散ってしまうのが桜。満開となったその週末が狙い目。時期を逃してしまいそうなら、さらに北の桜スポットへバイクを走らせれば、まだ満開の桜に出会えるかもしれない

旅先にも意外な名所が?
春はツーリングで訪れた先の観光地や温泉街に桜がきれいなスポットがないか探してみよう。飲食店や宿、現地の人に聞いてみるのも楽しい

平地にも多い絶景
桜は群生地が幅広いので、標高の高い場所まで行かなくても平地の身近なスポットに絶景が広がっていることも。普段走る意外な道が春は桜の名所なんてことも

【Scene02】色とりどりの紅葉

名所の最低気温をチェック寒さ対策も忘れずに
景道を彩る秋の紅葉。その開始時期は最低気温が8度以下が目安。この気温になると紅葉がはじまり、約3週間後にキレイに色づく。 同じ地域でも標高によって色づき具合が大きく変わるので、現地エリアの気温をチェックして色づく時期を予測してツーリング計画を立てたい。SNSや観光協会に問い合わせて現地情報を得ることも有効だ。

絶景となる条件

・最低気温8℃以下で紅葉START
・約3週間後にきれいに色づく

標高差×気温減率(ふもととの気温差)から予想!
参考にすべきはふもとの市街地の気温。標高100m高くなるごとにおよそ0.65℃減少(気温減率)するので、標高差を確認し絶景ポイントのおよその気温を予測してベストのタイミングを計画しよう

【Scene03】幻想的な雲海

気まぐれな絶景は雨の直後の朝が狙い目
ケーションや気候などさまざまな条件が重なり発生する雲海。仕組みとしては、
①放射冷却により地表が冷える
②空気が冷える
③冷えた空気が地表に溜まる
④地表に霧(雲)ができる
それを盆地や谷間から見下ろすと雲海となる。
気候条件だけでなくロケーションも限られるため、簡単には出会えない絶景だが、前日から現地の天候を確認すればチャンスあり。早朝ツーリングに出かけてみよう。

絶景となる条件

・盆地や谷あい
・雨の直後
・深夜から早朝にかけて
・晴天
・風が弱い

前日に濃霧発生&日の出から数時間以内
前日、訪れるエリアに濃霧注意報が発生していれば雲海に出会えるチャンス。日の出直後が狙い目だ。ただ、その分道路状況は悪くなるので細心の注意をもって目的地まで走るようにしたい

【Other Spot】もっともレア!? 雪の回廊

限られた場所に現れるライダー憧れの光景
道路に積もった雪を除雪車で路肩に高く積み上げることで作り出されるのが「雪の回廊」。志賀草津高原道路や磐梯吾妻スカイラインなどが有名どころで、冬季通行止めが解除された直後は雪壁に囲まれた貴重なロケーションで走ることができる。 気をつけたいのが、開通直後とはいえ気候によっては路面凍結や降雪の心配があること。晴天の日を狙って出かけよう。

絶景となる条件

・雪解け道路の開通直後
・降雪の心配がない晴天

雪壁がきれいな開通1~2日後が狙い目!
近年は温暖化の影響もあり、開通直後から雪の壁はどんどんと解けてしまう。また、交通量の多い道だと白い壁がすぐに汚れてしまうことも。きれいな状態の雪の壁を狙うなら、開通直後に訪れたい。ただし、道中はまだ凍結や急な降雪の可能性もあるので、無理のないツーリングを

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