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【ツーリングガイド】天草・南島原

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島鉄フェリーとイルカウォッチング

島々に囲まれており、古くから交通手段として船舶の航路が発達している。バイクと船舶の免許、どちらを取ろうか迷ったという話も聞いたほど、船は生活に入り込んでいる。

南島原市と天草市は島鉄フェリーが片道わずか30分でつないでいる。人だけなら420円。大型バイクでもわずか1190円で運ぶことが可能だ。まさにバスや電車感覚で利用できる。クルマやバイクを乗せるのも簡単だ。チケットを買ったら30分前に並べば慌てることなく乗り込むことができる。唯一の心配は予約ができないこと。満車になったら乗せてもらえないので少し余裕を持ちたい。この日の最終便は17時30分だが、それを逃すと5時間ほどかけて迂回して走ることになるのでご注意を。

季節により時刻表は変化するので始発と最終の時刻は要チェック。

イルカウォッチングも人気だがフェリーの航路はイルカの生息域ではないので専用船でどうぞ。

島鉄フェリー

南島原市口之津港と天草市鬼池港を30分で結び、人々の日常の足としても活躍するフェリー。「くちのつ」と「あまくさⅡ」の2隻で運航し、定員350人、クルマが29台積載可能だ。もちろんバイクも運んでくれる。ツーリング途中の船による移動は、旅を特別なものに演出してくれる。外海ではないので大きく揺れることはない。

料金: 大人420円 バイク630~1190円 
※22年3月1日現在

DATA

長崎県南島原市口之津町丙4358-6 
TEL0957-61-0057
南島原市口之津港と天草市鬼池港を30分で結ぶ
http://shimatetsu.co.jp/ferry/

イルカウォッチング

天草のイルカウォッチング

天草市にある「道の駅 天草市イルカセンター」では、イルカウォッチングはもちろんのこと、イルカと漁師の共生やイルカの生態をデジタルコンテンツで学ぶことができる。2Fの「漁協レストラン」では新鮮な海鮮を使ったメニューを提供。1Fの物産コーナー「二江市場」では特産品も購入できる。

毎月第1日曜日にはイルカセンターマルシェを開催
※ただし新型コロナウイルス感染症の状況により中止の場合あり
海鮮丼 1500円
DATA

道の駅 天草市イルカセンター

熊本県天草市五和町二江4689-20
TEL:0969-33-1600(代表)
0969-33-1500(イルカウォッチング受付)
営業時間:9:00~18:00(通常時間)
9:00 ~ 17:00(冬季時間)
レストラン:11:00 ~ 15:00
(オーダーストップ:14:30)
定休日:12月31日~ 1月1日
https://www.amakusa-dolphin.jp/
Instagram:@irukacenter

南島原のイルカウォッチング

島原半島と天草の間の海域に生息する200頭の野生のミナミハンドウイルカを、船上から鑑賞するクルーズだ。季節を問わず1年を通して高確率でイルカに会うことができるという。野生のイルカなので、餌付けはしていないが、船に近づいてきたり、並んで泳いでくれたりとサービス精神旺盛で楽しませてくれる。

DATA

口之津観光船企業組合
南島原市口之津町丁5771-1
TEL0957-86-4433
http://www.dolwatch.jp/

原城遊漁船組合
南島原市南有馬町丁133
TEL0957-85-3155

南島原イルカウォッチング
長崎県南島原市口之津町丙4358-6
口之津港ターミナルビル内
TEL0957-75-1515
https://www.iruka-watching.com/


フェリー宿泊で楽々、九州を身近に感じる!

船に宿泊するという考えを持つと旅の幅が広がる
休日の朝スタートして目的地に到着するのが夜になるのか
休日の朝目的地からスタートできるかで、旅程は大きく変わる
また、快適な船でゆったりと流れる時間を楽しむというのも
普段忙しくしている人には貴重な時間になること間違いない

船に宿泊してしまえば時短と体力温存になる

ツーリングは自分の町を離れて、目的地にだんだん近づいて行く過程も楽しみだが、長距離を一気に移動すると体力的にきつくて、到着したころにはヘトヘトなんてことも。また、往復だけで膨大な時間を必要とすることになる。

この2つの課題を解決するのがフェリー移動だ。関西地区では既に人気のさんふらわあ。寝て起きると九州に到着するという便利さが人気の理由。関東からも同様に一晩寝て、のんびりクルージングを楽しんでから九州に上陸。翌朝からは九州ツーリングが始められる東京九州フェリーがある。どちらの船もレストラン、浴室、ラウンジ、娯楽施設、売店、そして個室も備えている。フェリーの組み合わせて、天草・南島原に出かけてみませんか。

東京九州フェリー

横須賀〜新門司間を約21時間で運航

東京九州フェリーは長時間の旅に対応して、スクリーンルームでの映画上映やプラネタリウムといったプログラムを用意。カラオケが楽しめる設備やスポーツルームもある。レストランは寄港地の食材を使ったメニューも揃う。また展望大浴場には露天風呂まで備えた豪華な船だ。

DATA

TEL03-5860-9488(東京予約センター)
料金:大人1 人1 万2000 円~/ルームチャージ6000 円~
バイク:750 ㏄未満1万2000 円~、750 ㏄以上1 万5000 円~
※時期により価格は異なる
船舶:はまゆう/それいゆ(1 万5515トン)
https://tqf.co.jp/

出港時間入港時間
横須賀発 23:45  新門司着 翌日 21:00
新門司発 23:55  横須賀着 翌日 20:45

フェリーさんふらわあ

大阪〜別府間を約12時間で運航

さんふらわあの大阪‐別府航路は瀬戸内海を進みながら、3大架橋をくぐったり、海上で夜明けを迎えられたりと12時間はあっという間だ。バイキング形式の食事も人気。テイクアウト専用メニューもある。2023年には待望のLNG(液化天然ガス)燃料フェリーが就航する。

DATA

TEL0120-56-3268(コールさんふらわあ)
料金:バイクプラン/大人1 人+バイク1 台
片道15860 円~、
シングルの個室は2万2170 円~
※時期により価格は異なる
船舶:さんふらわあ あいぼり/こばると(9245トン)
https://www.ferry-sunflower.co.jp/

大阪発 別府行き(下り)別府発 大阪行き(上り)
日曜日~木曜日19:05発→翌朝06:55着18:45発→翌朝06:35着
金曜日・土曜日19:55発→翌朝07:45着19:35発→翌朝07:35着

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