佐世保を代表する景勝地といえば“九十九島”
その素晴らしい景観を堪能できる市内8カ所の
展望所「九十九島八景」をご紹介!
佐世保ツーリングの道から見える九十九島がライダーを飽きさせない
海に目をやると見える、無数の島々。コレこそが「九十九島」であり、通る場所それぞれで見える島が異なるのだ。佐世保ツーリングは基本的にシーサイドを走ることになるが、道から見える景色が飽きない要因はこの九十九島にあるのでは、と感じた。
そんな海を望むことができるのが「九十九島八景」だ。これは佐世保市内に点在する8カ所の展望所の総称で、九十九島のさまざまな表情を引き出してくれている。それぞれの詳しい場所は次ページで紹介するが、どこも素晴らしい景色で、どれにも個性があり、それぞれ訪れた時間によって感じる印象も異なるだろう。
九十九島と市街地360度を見渡す眺めが特徴の展望台。映画「ラストサムライ」の冒頭のシーンはここから撮影された。
弓張岳展望台
佐世保の大自然と市街地が一望できるのがこの展望台。オススメは市街地の夜景で、中央部を通る高速道路の灯りや港、造船所、米軍基地などが望める、一日の終わりにぜひ。
展海峰
眼下に広がる九十九島の大自然と、東に望む佐世保港のコントラストが広がっている。駐車場には地元、俵ヶ浦半島の食材を使った軽食を楽しめるカフェ“ツッテホッテ”や、かき小屋があり、おなかも満たされる場所。春は菜の花、秋はコスモスが咲き誇り、花の迷路が出現。
長串山公園展望所
佐世保市の北部にある公園。道沿いに駐車スペースがあるため、バイクを入れて九十九島を撮影できる。4~5月には「つつじまつり」が開催され(期間中のみ駐輪料金は500円)、山一面が鮮やかに染まる。
冷水岳展望台
冷水岳頂上の展望台で、北九十九島の絶景だけでなく、平戸島もすぐ間近に望むことができる。5月中旬頃には、ヤマツツジが咲き見る者を楽しませる。
船越展望所
標高こそ低いものの、九十九島をより間近に臨む展望所だ。ここは目の前に駐車場があるので、0歩で目的地にたどりつける。市内からも近く、日没時には、夕日を狙うアマチュアカメラマンも多数。
高島番岳展望台
九十九島の有人島の1つ「高島」にある展望台(アクセスはフェリー)。八景のなかでは唯一、朝日が見られる場所となっている。
鵜渡越展望台
弓張岳の中腹にある展望台。眼下に「九十九島パールシーリゾート」も一望でき、観光スポットからもアクセスがしやすい好立地だ。クルマ2、3台ほどの駐車スペースあり。少しマイナーな存在で、穴場的スポット。
日本本土最西端の町・佐世保九十九島の景色を堪能!