学生アルバイトの大島です。
冬はバイクのオフシーズンですが、どんな極寒でもバイクに乗っていたいですよね!
皆さんはどんな防寒対策を取り入れていますか?
私は、グリップヒーターを愛車のNinja250に付けて頂き、その効果を体験しました。
学生アルバイトの大島です。
冬はバイクのオフシーズンですが、どんな極寒でもバイクに乗っていたいですよね!
皆さんはどんな防寒対策を取り入れていますか?
私は、グリップヒーターを愛車のNinja250に付けて頂き、その効果を体験しました。
DATA
キジマ
グリップヒーターGH10スイッチ内蔵式
17600円
https://www.tk-kijima.co.jp/
今回付けて頂いたグリップヒーターは、キジマさんのグリップヒーターGH10スイッチ内蔵式です。
本誌で紹介されているグリップヒーター装着時のポイントを紹介します!
グリップヒーターは、ノーマルグリップに巻きつけるタイプ、ヒーター入りのグリップラバーに交換するタイプ、スロットルスリーブごと交換するタイプの3タイプに大別される。
巻きつけタイプ以外は、ノーマルのグリップを取り外す作業が必要。純正ハンドルの場合、ほとんどのモデルがバーエンドがあり、外さないとグリップが抜けない。だが、固定ネジが恐ろしく固く、バーエンドの取り外しは意外に難関。ネジロック剤が大量に使われているのが理由なので、熱を加えると外しやすくなる。
POINT 1
スロットルスリーブごと交換するタイプの場合、純正スリーブを取り外すためスロットルハウジングを分解する。元に戻す時のため、分解時にワイヤーの取り回しを覚えておこう。
POINT 2
スロットルワイヤーのプーリー径が変わると、スロットル操作量とスロットル開度が変わる。径が大きくなると、ハイスロ化して操作が重くなる。径が小さくなると、操作は軽くなるが全閉から全開までの操作角度が大きくなる。
POINT 3
左側には、ズレ防止に接着剤を薄く塗る。差し込みが固い場合、叩いて無理に押し込むのは厳禁。少し温めると入りやすくなる。
POINT 4
右側は、スロットルを捻った時、ヒーター配線の他パーツとの干渉に注意。無駄に余裕があるのも危険なので調整は慎重に。
グリップヒーターには電源が必要だが、どこから電源を取るかが問題。コピュータやヘッドライト、点火系といった、トラブル発生が即走行不能につながる箇所から取るのは厳禁。グリップヒーターにトラブルが起きた時、故障を誘発する可能性があるからだ。走行にあまり支障がない箇所から、電源をとるのがセオリー。
POINT 1
作業前に必ずバッテリーを外す
電装系に関わる作業を行う時は、まず初めにバッテリーのマイナス側のハーネスを外す。こうしておけば、作業時に配線が車体のどこかに触れた時のショートの発生を防止でき、トラブルを防げる。
POINT 2
専用工具を使用する
電装関連の作業には専用工具が必須。ギボシなどの圧着端子は、ペンチなどで潰しただけでは固定が確実ではないので、左の電工ペンチを使いたい。右は、プラス電源を探す時に便利な検電テスター。
POINT 3
バッ直ハーネスで信頼性アップ
グリップヒーターのような追加電装品は、バッテリーから直接電源を取れば、電力に余裕が出てトラブルも少ない。単純にバッテリー直結すると、常に電気が流れバッテリー上がりを招くので、リレーを使い、キーON時のみ通電させる「バッ直ハーネス」を使用する。
POINT 4
配線は確実に接続させる
電源を取るため、既存の配線を分岐させる場合、ギボシなどの圧着端子を使用するのが確実。ハンダ付けも悪くないが、圧着端子の方が、より確実とされている。配線の芯をより合わせ、テープでカバーしただけで済ます例があるが、トラブルの元なので絶対にダメだ。
POINT 5
手軽に配線の分岐が可能なエレクトロタップだが、使用法を間違えるとトラブルを招く。組み合わせる配線の太さを誤ると、接触不良や断線の原因となる。
POINT 6
右は、ヒューズ電源。左が4極リレー。リレーは様々な種類があるが、バッ直ハーネスを作る場合は4極リレーが適している。
POINT 7
愛車のヒューズボックスの位置は憶えておきたい。トラブル時にも役にたつ。Ninja250のヒューズボックスはシート下。
スロットルパイプ一体式なので純正を外してそのまま差し替えるだけ。比較的取り付けは簡単とのことで、確かにグリップの取り付けは頑張ればできそうでした。
しかし、電気を取るための配線とかは分かる人に任せたいと言うのが率直な感想です。やっぱりそれなりに基礎知識を持っていないと難しそうですし、特に電装系のトラブルは最悪バイクが動かなくなってしまったりするので、分からないと思ったら、プロに任せるのがベストだと思います!
今回付けて頂いたグリップヒーターの温度レベルは5段階調整式で、温度域はLEDの色変化で確認できます。
ちなみに、キーONでまず白く光ります。赤が1番温かく実際熱いなと感じるぐらいまで温まります。
電圧が下がると、通電をカットする機能も装備しているのでバッテリーにも優しいです。
バイクの防寒対策として大定番のグリップヒーターですが、私の周りには使っている人がいませんでした。そのため、グリップヒーターを付けるどころか、手をあたたかくするという発想がなく、手はかじかむのが当たりませで、バイクはそういうものだと思い真冬もバイクに乗っていました。ですから、防寒対策もインナーやジャケットなどで身体の防寒をしていました。
しかし、取り付けて使ってみるとグリップヒーターって最強でした。
手が暖かいだけでこんなにも寒さを感じなくなるんだとびっくりしました。
ツーリングの帰り道、夜遅くなってしまい結構気温が落ちていたのですが、友達が「寒い。手が動かなくてクラッチが握れない」と言ってくるまで私は、“寒い”と言うことを忘れていました。そのくらい凄いんです!
グリップヒーターを付けて、ただ暖かいだけではなく、手の感覚がなくなって怖い思いをするということもなくなると考えると安全面でも活躍します。
しかもこのグリップヒーターは、グリップの太さなども純正のものと変わらないので、違和感なく使うことが出来ます。
一度付けてしまったら、手放せなくなりますね(笑)
これからどんどん寒くなっていくこの時期に、グリップヒーターを付けるか迷っている方がいましたら、是非付けてみることをお勧めします!