こんにちは!合田紘之(@GodaAFRICATWIN)と申します。
バイクで世界中をツーリングするために新聞記者を辞め、2017年の末から2018年の2月までのオーストラリア一周の様子はBikeJINWEBで連載させていただきました。
今回は第2弾。ロシア極東からヨーロッパ西部までユーラシア大陸の約4万kmを横断します!
ユーラシア大陸横断 ポーランド編① 初代世界遺産、ヴィエリチカ岩塩坑
ユーラシア17カ国目のポーランド
ユーラシア17カ国目のポーランドでは、世界遺産登録第一号の一つであるヴィエリチカ岩塩坑を観光した。
ポーランド共和国
・人口:約3840万人
・面積:約31万2600平方km
・首都:ワルシャワ
・公用語:ポーランド語
・通貨:ズウォティ
2日間で5カ国
6月24日にハンガリーを出国し、スロバキア、オーストリア、チェコを通過して、25日にポーランドに入国した。2日間で5カ国を巡ったことになる。
ヨーロッパは面積が小さい国が多いし、シェンゲン協定によって国境審査がないことで、簡単に複数の国に行くことができてしまう。
ちなみにスロバキアとオーストリアはEUの共通通貨のユーロ導入国。今後は国境審査だけではなく、両替する機会も少なくなりさらに便利になるだろう。
ヴィエリチカ岩塩坑
ヴィエリチカ岩塩坑は1000年近く前から1996年まで稼働していた岩塩の採掘坑。深さ327m、全長300km以上という巨大な岩塩坑だ。
1978年に初めて世界遺産に登録された12件のうちの一つ。今では世界遺産は1000件以上登録されているが、当時からその価値が認められていたということだろう。
全てが塩の世界
岩塩坑を見学するにはツアーに申し込む必要があるので現地で申し込んだ。ツアーではまず約400段もある階段を降りることから始まる。そして坑道を歩いていく。
これだけの広大な坑道が1000年前からあったなんて驚きだ。
観光客向けのようだが、坑道を歩いていくと岩塩でできた彫刻や、最後の晩餐の壁画も見ることができる。同じ彫刻でも岩とは違った透明感はこれまで見たことのないものだった。
講堂や教会、レストランもあったが、その壁も床も全て岩塩という。なんだか不思議な世界を体験できた。
やはり英語力が必要
英語のツアーに参加したのだが、僕の英語力は日常会話レベル。到底全ての説明を理解できなかった。半分ほど理解できているかという程度だ。
世界文化遺産であって、景観を楽しむだけではなくその歴史的背景がわかってこそ満喫できるスポットだ。
もし英語の説明が全部理解できたとすれば、さらにこの岩塩坑を楽しめたと思うと少し悔しい。やはり海外で旅行を満喫する上で英語力は必要と痛感したツアーだった。