観光ルートとして高い人気を維持する
県道10号のうち、沖縄本島中部の東側海岸に位置する勝連半島と、その東側にある平安座島をつなぐ区間が海中道路。この道は、干潮時には人が歩けるほどの浅い海を、船舶の航行に対応するための橋梁区間を1カ所、潮流の確保を目的とした水路を2カ所に設けながら埋め立てて建設されている。そのため晴れた日の満潮時には、両側が青い海に囲まれるのだ。
約5㎞のルートは、全線にわたり片側2車線が確保され、しかも中間付近で30度ほどカーブする以外はほぼストレート。そのスケール感と、海を貫く爽快さが魅力だ。
沿線は駐停車禁止となっているが、道路が緩い弧を描いている区間のすぐ西側となる直線部分には、物産販売所やレストランなどを備えた道の駅・あやはし館と、うるま市立海の文化資料館があり、駐車場に愛車を停めて、展望台から美しい景色を眺めたり、地元グルメを楽しみながら休憩したり、砂浜を歩くこともできる。
本島側から走るほうが、ガードフェンスのない区間が多めで、より海を近くに感じやすい。本島側に位置する橋梁部や中間左カーブも、絶景ポイントが高めだ。
Road Information
海中道路
区間距離:5㎞
通行料金:なし
冬季閉鎖:なし
問:うるま市観光物産協会
TEL:098-978-0077
http://uruma-ru.jp/