宮古島と伊良部島を結ぶ全長日本一となる橋
東京から2000㎞、那覇から300㎞――。宮古島は人口5万5000人、島面積が沖縄本島の13分の1という小さな島だが、いま、橋フリークから熱い注目を集めている。それは2015年に無料橋として全長日本一となる伊良部大橋が誕生したからだ。 まず、走ってみると美しいサンゴ礁と、光り輝く海面の美しさ、そして全長3540mのスケール感に圧倒される。橋の中央部はフェリーの航行を考慮して、アップダウンのあるアーチ状。そのため気分はジェットコースター。また、欄干は低めの設定だから、海の上を疾走する感覚が強い楽園ブリッジなのだ。
そんな伊良部大橋は、完成まで40年、総事業費はなんと365億円というビッグプロジェクトから誕生。その背景にあるのは、伊良部島には病院がないこと、台風になると島へ物資を輸送できないといったライフラインの確保など「離島苦」を解決するための生活道路としての側面である。
ビッグバイクでの宮古島への渡航はハードルが高いが、その労に報いる達成感と感動があるハズだ。
Road Information
伊良部大橋
区間距離:3540m
通行料金:なし
冬季閉鎖:なし
通行止め情報
問:宮古島観光協会
TEL:0980-73-1881
http://www.miyako-guide.net/