はるか太平洋まで望めることもある
石鎚山の東北東に位置し、四国山地西部の石鎚山脈に属する瓶ヶ森は、標高1897mを誇る山。その山頂付近はなだらかな平原となっている。UFOラインとも呼ばれる瓶ヶ森線は、周辺にある山々の急斜面にへばりつくように瓶ヶ森の頂上すぐそばに近づき、瓶ヶ森の稜線を走ることができるルート。中央線のない林道だが、全線が舗装されているので、オンロードバイクでも走れる。
標高1300〜1700m級を巡るルートは、天空へと続くような雰囲気があり、狭い道だがドライブコースとしても人気。瓶ヶ森の山頂近くでは、石鎚山系の名峰はもちろん、南方はるか遠くに太平洋が望めることもある。春のアケモノツツジやシャクナゲ、夏の深緑や秋の紅葉も美しい。
ルートは、瓶ヶ森の東側となる国道194号からアプローチできるが、西側の石鎚スカイライン終点ともつながっていて、10㎞ほど舗装林道を走ると到達できる。そのため、ふたつの名道をセットで走るのもオススメだが、その沿線やスカイラインの起点となる面河渓の近くにはガソリンスタンドがないので、ガス欠にはご注意を。
Road Information
瓶ヶ森線(UFOライン)
区間距離:約27㎞
通行料金:なし
冬季閉鎖:11月下旬~ 4月上旬
問:いの町観光協会
TEL:088-893-1211
http://www.inofan.jp/