西から東に走るのが圧倒的にオススメ
岡山県南部の瀬戸内海に近いエリアで、岡山市東区と備前市を結ぶのが岡山ブルーライン(県道397号)。04年に無料化されて以降はとくに、北側を通る国道2号の迂回ルートという役割を担う。西端は、君津JCTで国道2号の岡山バイパスと接続。東端の蕃山ICからは、県道260号を3㎞ほど介して国道2号につながる。
西端からスタートすると、道はまず田園風景の中を直線的に抜けていく。海の青さを感じさせる瞬間は皆無だが、流れはスムーズだ。
中間付近まで進むと、次は林間地帯。道は緩やかなカーブが続く。相変わらず道路から海は見えないが、さらに進んだ道の駅・一本松展望園に立ち寄り、展望台に立ってみると、瀬戸内海が比較的近い場所にあることが分かる。
やや標高を下げながらそのまま林の間を抜け、ルートも残り約8㎞。鶴海ICを越えると、風景は一変。瀬戸内海が広がるのとは反対の北側に、海が見えはじめる。
そしていよいよクライマックス。道のすぐ脇に登場した片上湾の入り口付近を、片上大橋で越える。小島が浮かび入り組んだ湾の美しさに、ブルーラインの由来を知る。
Road Information
岡山ブルーライン
区間距離:約32.4㎞
通行料金:なし
冬季閉鎖:なし
問:瀬戸内市観光協会
TEL:0869-34-9500
http://www.i-setouchi.org/