護摩壇山をかすめて走る爽快ワインディング
日本仏教の聖地として大勢の参拝者や観光客が訪れる霊峰高野山から、標高1372mの護摩壇山を経て龍神温泉へと至る観光有料道路として1980年に供用を開始した山岳ワインディング。2003年に無料開放され、現在は国道371号の一部となっているが、高野龍神スカイラインの名で親しまれている。
全長はおよそ43㎞と走り応えは十分。紀伊半島西側の山岳地帯の尾根を走る道は、眺望に優れ爽快なツーリングが堪能できる。道もヘアピンから高速コーナーまで多彩で、路面状態も良好だ。そのため休日にはドライブやツーリングで訪れる観光客が絶えない。さらに観光シーズンともなれば渋滞も発生する。
スカイラインのほぼ中間地点である護摩壇山直下には道の駅田辺市龍神ごまさんスカイタワーがある。高さ33mのごまさんスカイタワーをはじめ、龍神村の特産品販売所、レストランなどがあり、休憩ポイントとして賑わいをみせる。
標高1000m付近の尾根を伝う道は、全線にわたって眺望が優れているわけではないが、所どころで絶景を楽しむことができる。
Road Information
高野龍神スカイライン
区間距離:約50㎞
通行料金:なし
冬季閉鎖:12月中旬〜3月下旬(バイクのみ)
問:龍神観光協会
TEL:0739-78-2222
http://www.ryujin-kanko.jp/