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【絶景ロード】サロベツ原野 ー北海道エリアー

これぞ北海道という最果てのストレート

サロベツ原野は、北海道最北部に近い豊富町と幌延町の日本海側に広がっている。国立公園の一部に指定された、東西5〜8㎞で南北約27㎞の広大な原野には、東京ドーム約1400個分の面積にも及ぶ大湿原も含まれている。
そんなサロベツ原野の端を走るのが道道106号稚内天塩線だ。区間の大半は日本海沿いを走り、しかもその半分ほどが直線区間。つまり、自分の前には真っすぐな道がどこまでも続き、東を見れば大原野、西を見れば日本海というダイナミックな風景を、ずっと楽しみながら愛車を走らせられる。
コンビニエンスストアや人家どころか、沿線には電柱などの人工物がほとんどない。その最果て感と、永遠に続くかのような同じ景色に、ときにやや心細くなりながらも、北海道ならではの圧倒的なスケールを味わうことができる。
ルートの西側はひたすら日本海で、視界を遮る建物や土地の起伏はない。これはつまり、どのセクションを走っていても美しい夕日が見えるということだ。その中でもとくに絶景なのは、海に浮かぶ利尻島の利尻富士が、茜色に染まる瞬間。涙がでるほど感動的だ。

Road Infomation
サロベツ原野
区間距離:65㎞
通行料金:なし
冬季閉鎖:なし
ライブカメラ
問:稚内観光協会
TEL:0162-24-1216
http://www.welcome.wakkanai.hokkaido.jp/

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