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BikeJINは“冬ツーリング”を推奨します!

「冬はコタツにこもってミカン……」。そんな休日も悪くはないけれど
ライダーたるもの、やっぱり寒い季節もバイクライフを満喫したい
「冬のツーリングはツラい」。そんな固定観念を捨てて、愛車で走り出せば
意外なほど充実した休日を、満喫することができるはずだ

理由① 温泉が気持ちいい

ポカポカと身体を温めてくれる温泉は、言うまでもなく寒い時期ほど気持ちがいい。とはいえ、入浴後の湯冷めには十分注意してほしい

理由② 脂がのって食材がうまくなる

厳しい寒さを乗り切るために、冬の食材は脂がのってうまくなる。目的地まで走りを楽しんだ後に、各地の旬の食材を堪能できるのも、冬ツーリングの醍醐味だ

理由③ 草木が枯れて見通しがいい

林間を通るとき、葉が青々と茂ったシーズンは、基本的に木を見ながら走ることになる。でも葉が落ち切った冬は、先まで見通せて気分がいい

理由④ 虫が少なくバイクが汚れない

ツーリングから帰ってくると、スクリーンやカウルは衝突した虫だらけ……。そんな悩みは冬には皆無。だから当然、洗車の手間も軽くなる

理由⑤ 空気が澄んで景色がいい

乾燥した大陸高気圧に日本列島が覆われる冬は、他のシーズンより湿度が低く、空気が澄んでいる。だから景色を眺めるには、絶好の季節だ

理由⑥ 夏より温度調整がしやすい

夏の暑さを回避したくても、ライディングウエアで薄着になるのには限度がある。しかし冬の寒さは最新の防寒アイテムを駆使することで、しっかり温度管理ができる

理由⑦ 観光地も交通量が少ない

ワインディングやシーサイドなど、オンシーズンは渋滞しがちな観光道路も、冬には大抵空いている。だから自分のペースで走ることができる

理由⑧ 雨の日が少ない

西高東低の気圧配置になるため、特に太平洋側のエリアでは、冬の間は雨が少ない。ツーリングに出掛けるならやっぱり晴れの日がベスト。冬はその可能性が高まる

冬に走らないライダーはチャンスを逃している!?

「冬はツーリングのオフシーズン」。そんなイメージを抱いているライダーも多いはず。でも一昔前に比べてバイクは大幅に進化している。ABSやトラクションコントロールといった、ライダーをサポートする電子デバイスを多くのモデルが備えているのに加え、タイヤも驚くほど進化し、多少の寒さなら十分グリップ力を発揮する。

また、保温力の高い最新素材を使ったり、電熱ウエアが普及するなど、ライディングギアの機能向上も目覚ましい。だからウエアリングのコツさえつかめば、真冬でも寒さを感じることなく、快適に走り続けることができる。
そうは言っても、豪雪地帯や厳冬地に住むライダーにとって、やっぱり冬はオフシーズン……かもしれないが、今は全国各地にレンタルバイクが普及している。だから電車や飛行機などを利用して極寒エリアを脱出し、そこからレンタルバイクでツーリングを満喫……そんなプランも立てやすい。

そして何より冬ツーリングには、“温泉が気持ちいい”“脂がのって食材がうまい”“空気が澄んで景色がいい”など、上で挙げたような、他の季節にはない様々なお楽しみが待っている。だから、走り切った後の達成感の高さも含めて、本誌は「冬こそツーリングのベストシーズン」と断言するのだ!

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