どうも!バイク乗ろうぜの慎也(@ShinyaGuitar)です。
BikeJIN祭り後の俺の北海道ツーリングはとうとう最終日になりました。
帯広でお昼ご飯に豚丼を食べて、時間があれば襟裳岬を回って苫小牧でフェリーに乗るか…とのんきに考えてベッドに寝転んだのが昨夜のこと。
大きな揺れで目を覚ましました。
この記事は北海道ツーリング最終日を書いていきます。
本日のルート
北海道胆振東部地震に遭遇
明日はどこのお店で豚丼を食べようかなーとのんきに考えながらホテルで晩酌。北海道の地で過ごす最後の夜を満喫していました。
疲れてたのか、酔っ払ってベッドに撃沈。そのまま眠ってしまいました。
ホテルは大きく揺れ、目を覚ましました。震度4程度の揺れだったそうです。
ホテルは停電。外を確認するも特に被害は見受けられず。とりあえずそのまま部屋で待機することに。
停電のためテレビが付かないので情報の集めようがありません。iPhoneのバッテリーはわずか…充電せずに寝たことを後悔しました。
朝になってもまだ停電は回復せず。ホテルのスタッフの方も被災しているのに、早く帰りたいだろうに、宿泊客のために朝ごはんを用意したり対応にあたっていました。
朝ごはんは何とか食べることができました。
地震で停電という状態で、苫小牧発のフェリーが動くかどうか分かりません。
ホームページを確認しても更新されないし、電話は問い合わせが殺到しているからか全く繋がらない。
東京に帰れるかどうかが分からない状態です。いつもは楽観的な俺もこの時はさすがに不安を隠せませんでした。
しかし関東に住んでいる友人が連絡をくれて、商船三井フェリーは運行するかもと教えてくれました。情報がなかなか見つからない中本当にありがたかったです。
どちらにせよ帯広にいてもしょうがないので苫小牧へ向かうことに。
大きな揺れでしたがバイクは無事。
街のほぼ全ての信号が消えていました。
いつも以上に気をつけながらの運転。お互いの譲り合いの運転。交差点ではかなり気を使いました。
バイクにUSB電源を搭載して本当に良かったです。電気ってめちゃくちゃありがたい。
帯広から苫小牧へ
俺が走った道は通行不能になるほどダメージを受けていた箇所はありませんでした。
しかし震源地に近づくにつれて、地面の隆起やひび割れなどが少しずつ目に付くようになってきたのが印象的でした。
休憩と体力補給を兼ねて、コンビニへ。
中はぐっちゃぐちゃ。電気も全て消えているから冷凍の商品がどんどん溶けていってました。
そんな中でも店員さんがお客さんの対応にあたっていたんですよ。おかげで俺も体力を少し回復することができました。
被災している中で店を回すって本当にすげーよ。
色々考えながら、苫小牧フェリーターミナルへ。
フェリーターミナルもお客さんが多く集まってましたが大きな混乱は無さそう。
スタッフさんにフェリーが動くか確認したところ「何もなければ今のところは運行します」とのこと。
とりあえず東京に帰ることができそうな感じでした。
電気が最小限しか使えないようで、自動チェックインの機会が使えず受付も大行列。それでも混乱や声を荒げる人がいなかったのが救いです。
何とかチェックインも完了し、フェリーに乗り込むことに。
まだ停電が回復していないので、街の明かりも少ないですね。
最後に
初めての北海道ツーリングは初めての大舞台でのMC、土砂降りに台風に震災と忘れることのできないものとなりました。
まさか震災に巻き込まれるなんて…完全に油断していました。
結果的には無事に帰ることができたので、北海道に住んでいる人に比べたら俺の受けた被害なんて無いに等しいです。
楽しいばかりの北海道ツーリングではありませんでしたが、また絶対に行きたいと思わせてくれた北海道。
被害に遭われた方に心よりお見舞い申し上げます。
今回の震災は決して人ごとではありません。微力ながらやれることをやっていこうと決意しました。