こんにちは!合田紘之(@GodaAFRICATWIN)と申します。
バイクで世界中をツーリングするために新聞記者を辞め、昨年末から今年2月までのオーストラリア一周の様子はBikeJINWEBで連載させていただきました。
今回は第2弾。ロシア極東からヨーロッパ西部までユーラシア大陸の約4万kmを横断します!
ユーラシア大陸横断 モンゴル編① 2カ国目のモンゴルに入国
7月8日。モンゴル到着!
7月8日、ロシアのキャフタという町から国境を越え、この旅2カ国目となるモンゴルに到着した。
・人口:約300万人
・面積:約156万4100平方km(日本の約4倍)
・首都:ウランバートル
・公用語:モンゴル語
・通貨:トゥグルグ
初の陸路での国境越え
陸路で国境を越えるのは人生で初めての経験。出国手続きと入国手続きを一連の流れで行うというのは不思議な感覚だった。正直どこまでがロシア側の手続きで、どこからがモンゴル側の手続きだったかもわからない状態だった。
「パスポート」と言われればパスポートを出し、「カーナンバー」と言われればバイクのナンバーがわかる書類を出す。ほどんど英語が通じなかったので、わけもわからず指示された通りに手続きを行った。各機関で手続きを終えれば、最初に渡された紙にスタンプを押してもらえ、3つのスタンプが集まれば入国できる仕組み。スタンプラリーのような感覚だった。
最後のゲートを通ろうとしたら「税関のスタンプがない」と言われてUターンをして税関の受付まで戻ったりもしたが、それでも特に荷物の検査もされず、1時間あまりでモンゴルに入国できた。
前日にモンゴルに入った日本人ライダーは入国に7時間かかったというので、その時の状況で待ち時間は変わるのかもしれない。
モンゴルは期待通りの風景
国境を越えると、想像していた通りのモンゴルの風景が広がっていた。
若草色の大草原が一面に広がり、至る所に遊牧民の移動式の家であるゲルが並んでいる。牛や羊、山羊が群れをなして歩いているのは当たり前。馬に乗って草原を駆け抜けている人もしばしば見かける。特に牛は道路をしょっちゅう横断しているので運転に気をつけなければならない。期待を裏切らない国だ。
物価も日本の半分ほどで、旅をするにはお財布に優しそうだ。食用の肉は、牛よりも豚よりも羊が一番食べられているという。北海道に住んでいてジンギスカン好きの自分にとっては、料理も楽しみな国となりそうだ。
モンゴルの国境では馬が歩いています#モンゴル pic.twitter.com/MYUWGlzvaQ
— 合田紘之@ユーラシア大陸横断中 (@GodaAFRICATWIN) 2018年7月8日
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