【一度は走りたい全国林道ツーリング】③適度な起伏と少し荒れたダートを楽しめる

冬季通行止めがなく、インターからすぐにアクセスできる。金谷元名線。明るい雰囲気で走りごたえもある。房総半島を代表する林道だ

※BikeJIN vol.264 2025年2月号参照

出典／林道ツーリングガイドブック2024〜2025

※掲載している林道の情報は、取材時の状況を反映して記述しているものがあります。林道は冬期の積雪が遅くまで残るエリアもあり、秋も早いうちに降雪がある場合があります。また、林道は工事や災害で不通になることも多いので、地域ごとの特性を考慮の上、ツーリングにお出かけください。

地元に配慮したマナーを守る林道ツーリング

館山道富津金谷ICから500m。1分ほどで林道入口Bに到着するという、数ある林道の中でも抜群にアクセスがいい。神奈川県の久里浜港と金谷港を40分で結ぶ東京湾フェリー乗り場からも1.5㎞、3分でアクセスできる。付近にはコンビニやガソリンスタンドもあり、いろいろ調達しやすい。

林道入口Bからは一本道。途中、分岐はあるが通行止めだ。舗装路の上り坂を進み、600mほどでダートが始まる。路面には少し石があるが、フラットで走りやすい。山肌に沿うようにコーナーを抜けつつ高度を上げていくが、コーナー部分はウォッシュアウトされクレバスも多いので注意したい。展望はきかないが、適度にアップダウンがあり、ストレート区間もあったりと路面バリエーションが豊富で走っていて楽しい。

広場Cから1.2㎞進むと分岐Dに着く。左は富津竹岡IC近くに抜ける林道竹岡線だが、現在は廃道状態で通行止めだ。分岐Dから2㎞進むと石碑のある広場で通行止めE。崩落の改修工事が終われば元名へ抜けられるようになるので、その時を待とう。地元の人の通行量も多いので、マナーを守って楽しもう。