【一度は走りたい全国林道ツーリング】①群馬県 榛名山エリアのおすすめルートでダートと峠道を堪能
景勝地として知られる榛名山。その北側の林道は
ほぼ舗装されてしまったが、南側から安中市にかけて
走りやすい林道が残っている。
※BikeJIN vol.262 2024年12月号参照
出典/林道ツーリングガイドブック2024〜2025
※掲載している林道の情報は、取材時の状況を反映して記述しているものがあります。林道は冬期の積雪が遅くまで残るエリアもあり、秋も早いうちに降雪がある場合があります。また、林道は工事や災害で不通になることも多いので、地域ごとの特性を考慮の上、ツーリングにお出かけください。
榛名山南麓で楽しむダートの魅力とは?
榛名山の北麓を横断するように伸びる北榛名山林道を基幹とし、いくつものダートが山頂へと向かっていた。そんな榛名山林道も全線舗装となってしまったが、榛名山南麓には杖ノ神峠林道をはじめ、杏ヶ岳林道といった林道が残っている。この榛名山南麓へは、関越道渋川伊香保ICや駒寄ICあたりから榛名山を目指すとアクセスしやすい。
杖ノ神峠林道へは天神峠バス停からの分岐を数十m下ったところが入口となる。
榛名カルデラの内部から外輪山を越えて、山裾を下りていく峠越えが楽しめる。路面は基本的にフラットだが、ところどころジャリが浮いている。杖ノ神峠林道を抜けて南下すると杏ヶ岳林道。
入口から舗装路が続くが、その後はフラットダート。ダートは2・5㎞ほどで、林道を走り抜けると県道33号に出る。
県道33号を南下し、上野天満宮の前が三ツ丸太平林道の入口。
県道33号から鋭角な取付道路に入る。「倉渕福祉センター入口」のバス停が目印となる。相間川沿いに上っていくフラットダートだが、徐々に荒れてきて、岩の切り通しのような箇所もある。
5・7㎞で行き止まりだ。
再び県道33号に戻り、松井田町五料方面へ向かうと野ヶ久保高墓林道の看板がある。
フラットで距離も短いが、整備されていて走りやすい。また、杉林を抜けた先の眺望がいい。ここまで下りてきたら、帰路は上信越道・松井田妙義ICが便利だ。
杖ノ神峠林道 ダート :4.2km
杏ヶ岳林道 ダート: 2.5km
三ツ丸太平林道 ダート: 5.7km
野ヶ久保高墓林道 ダート: 1.7km
ダート合計14.1km
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