こんなときだからこそ、本当に「いいもの」に触れていたい <Seiko×TAICHI RSA300 ダイバーズウォッチ>
4月7日に発令された「緊急事態宣言」で、世の中は一変してしまいました。
7都府県(対象エリアは拡大中)には強力な外出自粛要請が出て、対象エリアの大型商業施設は軒並み休業。休まざるを得ない飲食店も多数出ていて、誰もがこれまで体験したことがない環境に身を置かざるを得なくなってしまいました。
ゴールデンウイーク明けまで続く外出自粛。人との接触は可能な限り避ける、かといって気分転換にひとりでバイクで走りに行くのもちょっと憚れる雰囲気……。これで気がめいらない人がいるわけありません。
そんなとき、待ちわびていたあるものが届きました。
Seiko×タイチのコラボ・ダイバーズウォッチのRSA300です。
すべてのものがデジタルへと舵を切っているなか、アナログで機械式。駆動力は電池でも、太陽光でもなくぜんまいだから、油断しているといつのまにか停まったりもします。便利さに慣れきってしまっている自分には、ちょっとばかり不便なものでもあります。
でも、こんな未曾有の状況に置かれているからなおさらかもしれませんが、その不便さがとても新鮮で、どこか生き物っぽくて、愛おしくすら感じてしまうのです。
自分がちゃんと面倒を見てあげればしっかり元気に働いてくれるけど、放っておくと機嫌を損ねて止まってしまう。どこかバイクに通じるところがあるように思います。
アナログの文字盤の上を小刻みに動きながら進んでいく秒針をじっと見つめていると、先行きの不透明さにいら立ち、ささくれそうな心が少しだけ和む気がします。この時計は、世の中がどんな状況になろうとも、いつも変わらずに確実に秒を刻み、分を重ね、時を前へ前へと進めているのです。まるで、いま自分がすべきことも、こうやって何も変わらず、慌てず、あせらず、一歩ずつ前へ進めばいいのだと示しているかのように……。
在宅勤務やテレカンなどで、人と触れずにできることが広がりつつありますが、そんなときだからこそこうやって身に着け、眺め、触れていることで気持ちが落ち着くものを求めてしまうのかもしれません。時計に限らず、いまの我々の毎日には、ほんの少し心に潤いを与えてくれる、本当にいいもの、心を寄せられるものが必要なのです。
〇Seiko×タイチ RSA300の価格、SPECは下記リンクから
https://www.rs-taichi.com/feature/seiko/