トラブル対策さえ知っておけば、アナタの旅は成功間違いなし!
日本はツーリング天国だ。四季折々の風景は走っていて飽きることなく絶景の山岳スカイラインはいつでもライダーに高揚感を与えてくれる。旅の帰路はいつでも充実感に溢れヘルメットの中は絶えず笑顔……それもトラブルさえなければ、だ。
【ウエア管理で快適に】ライディングウエアを洗濯しよう!
埃まみれで汚れたライディングウエアは見た目も悪く、機能も低下する。
正しい方法でしっかり洗浄し、新品同様に蘇らせてやろう
正しく取り扱って長く着続けてあげる
排気ガスや埃でライディングウエアは汚れる。しかし、きちんと洗濯することはまれだ。いや、どうやって洗濯すればいいのか分からないというのが本当のところだろう。
でも身頃の裏側には必ず洗濯方法を表示したタグが付いている。この表示にしたがって洗濯すればいいのだ。
ただしダウンや高性能素材のように家庭では洗濯できないものもある。ともあれ、きれいに洗濯することで、撥水性などの機能が蘇ることもあることを知っておこう。
自分で洗えるものは洗ってみよう
タグの見方
A…洗濯OKの確認
洗濯機OKを示し、「弱」表記なら洗濯ネットを使ったり弱い水流で洗う。「30」は水温上限で、この場合は30度まで使用可能だ。手洗い表記などに注意しよう
B…塩素系漂白剤NG
アイコンに×印がついている場合は「塩素系漂白剤の使用厳禁」。色落ちや素材の劣化を招く。しつこい汚れを落としたいときは、酸素系または還元型の漂白剤を使おう
C…日陰で吊干しOK
ハンガーに吊るしたアイコンなら「吊干し」が可能。シャツに「平」の記載の場合、型崩れを防ぐため網棚などの上に平置きして干す。シャツに斜線があれば日陰で干そう
「手洗い」もあるので注意!
洗濯をしてみよう
内蔵されたプロテクターは必ず外し、ポケット内もチェックする
型崩れを防ぐためにフロントのファスナーやポケット、エア取り入れ部分も全閉にしておく
洗濯機に水が十分貯まってから洗剤を投入しないと、色落ちなどの原因になるので注意
縮みや色落ち防止のため、風通しの良い日陰でしっかり干すことが大切だ
洗えないなら干すこと!
汗びっしょりになったウエアは、早めに洗濯するのがベスト。その際は洗濯表示に従って洗うのが原則だ。
頻繁に洗えないものは、例えばジャケットの袖口、襟部分などを浸け置きして部分洗いするだけでもいい。
干すときは直射日光の当たらない風通しのいいところに、ウエアを裏返しにして干すのがポイントだ