旅先でバイクのトラブルが起こってしまった時に頼りになるのが「ロードサービス」だ。
ロードサービス専門の組織・会社だけでなく、任意保険メーカ保証にも付帯してるなどその間口は広がっている。困った時に頼れる味方として、いつでも利用できるように日ごろから備えておこう
ロードサービスを呼ぶ前に確認しておくポイントがある
トラブル対策さえ知っておけば、アナタの旅は成功間違いなし!
日本はツーリング天国だ。四季折々の風景は走っていて飽きることなく絶景の山岳スカイラインはいつでもライダーに高揚感を与えてくれる。旅の帰路はいつでも充実感に溢れヘルメットの中は絶えず笑顔……それもトラブルさえなければ、だ。
ガス欠、パンク、転倒などなどバイクにまつわるトラブルは多いのだが、それらの多くは知識があれば防げ対処方法を知っていれば、ピンチを乗り切れる。
慌てず落ち着いて状況をしっかり把握する
トラブルに直面すると誰でも慌ててしまうもの。だからこそロードサービスを呼ぶときには落ち着いて、電話口の向こうのオペレーターに状況を説明する必要がある。
そのためには電話をする前に、今いる場所や周辺の目印バイクのトラブルの状況などを確認しておくことが大切だ。とくにトラブルによっては現場対応で済むのかレッカーが必要なのかといった、ロードサービス側の対応も変わってくる。
現場では少なくともライダー自自身は車道上から退避する、発煙筒などを使って後方から発見しやすくするなど、二次的な事故を防ぐための安全対策も可能な限り行っておこう。
【CHECK】愛車の状況
故障か事故か、自走が可能か否かといった根本的なことから、エンジンはかかるのか、燃料はあるのかなど、バイクの状況を確認。単にキルスイッチがオフだったといった初歩的なミスだったりすることもあるので慌てずに確認しよう
【CHECK】会員証&会員番号
電話口でまず聞かれるのが会員証に記された会員番号。会員証はサービス発行のものだけでなく任意保険の携帯用カードであったり、クレジットカードであったりとその形態はさまざま。出かけるときにはいつも携帯しておくように
【CHECK】現在の位置
サービスカーが到着するまでの時間はいかに現在地を正確に伝えられるかがキモ。高速道路なら路線と上下線の区別、キロポストを目安に、一般道なら付近の住居表示や周囲のお店、分岐からどの程度走ったかなどを目安に伝えよう