朝晩時短ツーリングの押さえておきたいマナー集
1 夜のワインディングはNG
昨夜のモデルならヘッドライトもずいぶんと明るくなり、夜間走行のリスクは軽減した。しかし夜間の山間部は野生動物の活動が活発になる時間帯でもある。とくに最近、全国的に増加している鹿は、ヘッドライトに驚いて道路を並走し、突然横切ることもある。衝突すると大事故に直結するので、夜間の山間部は避けよう。
2 とは言え、家族へは事前ネゴは必須
家族もバイク乗りなら話は別だが、バイクはあくまで個人的な趣味だ。なので、たとえ2〜3時間と短時間であっても事前にツーリングへ行くことは話したうえで承諾の返事は必要だ。また、約束どおりの時刻に帰宅するなど、家族のスケジュールに影響が出ない程度のツーリング時間が好ましい。
3 混むのが分かっている場所は避ける
混雑や渋滞は、ショートツーリングにおいて致命的なタイムロス。さらに事故のリスクも高まるし、なによりそんなルートを走ってもショートツーリングを楽しめない。出発前に道路工事や渋滞情報をチェックする、混むことを知っているルートは避けるなどで、空いていてストレスなく安全に走れるルートを選ぼう。
4 早朝&深夜は、自宅周辺ではアイドリングNG
合法マフラーであっても、とくに都市部の住宅街の早朝や深夜は、排気音などがけっこう響くものだし、バイクに興味のない人にとってはただの騒音だ。なので、停車中にアイドリングさせず、エンジンの低回転域を使って走りながら暖機運転をする。閑静な住宅街に暮らしているなら、広い道路までバイクを押して歩こう。