【旅先のトラブル解決マニュアル】③ガス欠
【解決策】ガソリン携行缶を持ち歩く
走行エリアのGSを事前チェック(営業時間も)
これまた、即走行不能を招くトラブルであるガス欠。もっとも故障ではないので、ガソリンさえ給油できれば問題が解決するので、深刻度は比較的軽めと言えるだろう。
仲間と一緒に走っている時にガス欠した場合は、ホースがあればガソリンを分けてもらう手が使える。最寄りのGSまで買いに走ってもらってもいいが、安全性の問題で専用の携行缶がなければ販売を拒否されるので、小型の携行缶を持参すると安心。ガソリンを入れた携行缶を常時持ち歩くのは、安全面から勧められない。ガソリンは非常に引火性の高い危険物であるとの意識を持とう。
一番安全なのは、ロードサービスを利用することだ。ただし非常に高額なので、JAFなどに入会しておいたり、ロードサービス付きの任意保険に加入しておくことがお勧めだ。
原因
・ エンプティランプの点灯に気が付かなかった
・ GSが営業時間外
・ GS少ないエリアに無給油で突入
他のバイクからガソリンを分けてもらう時は、耐ガソリン性を持つホースを使用して、サイフォンの原理で給油する方法が一般的だ
覚えておきたいこと
エンプティランプがついてから、何㎞走れるのか知っておく
自分のバイクの航続距離と、エンプティランプが点灯後に何㎞走れるかを把握。走行距離を意識すればガス欠を回避できる可能性が高まる。高速道路では概ね50㎞毎にGSが設けられている、エンプティランプ点灯後もその距離を走れる設定の車両が多い
あとはスピード一定・高ギア・低回転を徹底して低燃費走行に努める&祈る
燃費は走り方で大きく変わるので、燃費走行でガス欠を回避できることもある。一番燃費に良くないのが、スロットルを大きく開閉すること。エンプティランプが点いたら、スロットルはなるべく一定、高いギアを選んでエンジン回転数を低めに抑えること