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【旅先のトラブル解決マニュアル】②パンク

【解決策】パンク修理キットで応急対応

パンクは、注意を払っていても回避しにくい偶発トラブルの代表。道路上の落下物を踏んで、タイヤに穴が開くことが原因になることが多く、空気が抜けたタイヤは走行不能になってしまう。高速で走行中、一気に空気が抜けると、コントロールを失うので大変危険。パンクを避けるために、落下物の溜まりやすい路肩は走らないようにしたい。

パンクしたタイヤは、修理して空気を入れ直すしかない。チューブレスタイヤであれば市販の簡易修理キットを使えば比較的容易に走行可能状態まで修復できる。修理の手順は事前に確認しておきたい。また、修理後に空気の再充填は必須、空気入れか携帯用の炭酸ガスのボンベも併せて用意しておく。チューブレスタイヤの簡易修理は、あくまで非常脱出用。修理したタイヤは、なるべく早めに新品に交換する必要がある。

原因
・ 路側帯のクギ等を踏む
・ 気が付かず走行、徐々に空気が抜けて発覚

パンク修理キットの4ステップ

①タイヤのトレッド面を確認し空気が漏れている穴を見つける刺さっている異物があれば取り除いておく
②修理キットの穴開け工具を使いタイヤに空いている穴を広げるラジアルタイヤの場合はかなり力が必要な作業だ
③プラグやシール材と呼ばれる穴を埋める材料にゴム糊を塗布タイヤに開けておいた穴に専用工具を使って捩じ込む
④タイヤ表面に飛び出た部分をカットしてから空気を充填ゆっくり走行してタイヤを温めゴム糊の接着力を引き出す

覚えておきたいこと

チューブレスタイヤはパンクに強い!?
チューブレスタイヤは異物が刺さっても、刺さり方によって空気が抜けにくい場合がある。そのため異物が刺さっているのを発見しても、急激に空気が抜けていかない場合は、修理可能な場所までそのままの状態で走る方がいい場合もある。チューブタイヤは、異物が刺さったら即修理が必要だ

スプレータイプのパンク修理材使用時の注意点
もっとも手軽な修理方法が、タイヤに空いた穴を埋める薬剤と、エアを再充填するガスを同時に流し込むスプレータイプのパンク修理材の使用。ただし穴が塞がらない場合もあり、ホイールの内側が薬剤で汚れる欠点がある

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