価格競争のためにモノ造りのグローバル化は当たり前の時代に
生産国以外で修理や部品供給のコストは追えない事情も理解できる
ドメスティックブランドのサインハウスは製品販売後の対応にも注力
圧倒的なアフターフォローの充実もブランドの人気を支える要因だ
例えばB+COMは修理ができるんです!
工業製品は生産コスト削減のために海外生産が当たり前の時代。生産技術が高まり、品物が粗悪ということは稀になっている。しかし、各販売国での修理対応や、そのための部品ストック、そして対応するスタッフをそろえておくのは難しい。そのコストが製品に乗れば価格が上がってしまう。
サインハウスは日本ブランドの強みを生かして、万全のアフターケアに注力している。その取り組みの一つがオンライン修理シミュレーターである。修理対応と補修部品供給の充実を図っている。例えばB+COM。製品の故障は非常に少ないが、過失による転倒や落下による破損は起こりうる。アンテナや配線などのデリケートな部分のトラブルも避けられない。そんな時でも、補修部品が細かく設定されているので、1つの部品の不具合で買い替えを迫られることはない。長く大切に使うために愛情を注げる仕組みがある。
こうした企業ポリシーが人気商品を生み出し、ユーザーとともに育んでいく。
B+COMが数あるインターコムの中で、圧倒的な人気を誇る理由はココにもある。
サインハウスの取り組み例
B+COMの場合
1年間の保証期間を設定
有償修理に細かく対応
プログラムのアップデート
(有償代行サービスも設定)
カスタマーサービスの充実
壊れた個所だけ修理・交換
・マイクやスピーカーの消耗品が購入可能
・本体の修理は預かって対応
オンライン修理シミュレーター
Step1 サイトにアクセス
まずはサインハウスのWEBサイトにアクセスする。上部に並んだサポートの項目を選び、オンライン修理シミュレーターの項目をクリックしてページを開く。
Step2 製品を選ぶ
サインハウスの修理可能な製品ラインアップが表示される。マウントシステムやLED RIBBONも修理対象商品だ。B+COMは機種ごとに表示される。例えばB+COM SB6Xの修理を調べたければ製品をクリックで選び、「進む」をクリックして次のページへ。
Step3 不具合のある個所を選ぶ
このページでは選択した製品の不具合がある個所をたずねてくるので、心当たりがある部分をクリックして選択する。例えば、B+COMSB6Xのバッテリーの消耗が激しいといった場合は「電源」を選択。次に症状の設問に「バッテリーの消耗が激しい」を選択して進む。
Step4 概算修理費用を表示
見積もり結果ページに移って内容を表示。対策として「バッテリー交換」が提案され、価格が表示される。このように、簡単に修理の指針と費用の概算が理解できる。
よくある修理とコストは?
故障よりも圧倒的に多いのは破損。サインハウスは自社開発している製品は、すべての構成部品を管理しているので補修部品を細かく設定している。些細な破損で買い替えることなく修理して使えるのはありがたいサービスだ。