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[走行中にトラブル発生!]オイルの滲みを見つけたら手近なアイテムで応急処置

バイクトラブル解決ノウハウ100
トラブル対策さえ知っておけば、アナタの旅は成功間違いなし!
日本はツーリング天国だ。四季折々の風景は走っていて飽きることなく絶景の山岳スカイラインはいつでもライダーに高揚感を与えてくれる。旅の帰路はいつでも充実感に溢れヘルメットの中は絶えず笑顔……それもトラブルさえなければ、だ。
ガス欠、パンク、転倒などなどバイクにまつわるトラブルは多いだが、それらの多くは知識があれば防げ対処方法を知っていれば、ピンチを乗り切れる。

一時しのぎだが効果のある裏ワザ

エンジンからのオイル漏れ。わずかに滲んでいる程度なら問題ないが、見ている間にしずくになるほど漏れていたら、ちょっと心配だ。とはいえ旅先でバイクショップも近くにない……。

そんな時は、固形せっけんとガムテープで応急処置。激しく転倒して、クランクケースやエンジンカバーに大きなヒビが入ったような場合は無理だが、立ちゴケ後にエンジンカバーの継ぎ目から少し滴る程度なら、しばらくの間はオイル漏れを防ぐことが可能だ。せっけんやテープはコンビニでも手に入るので、まずは試してみよう。ちなみにこのワザは、昔の四輪車のラリーではメジャーな応急処置方法だった。

処置後はマメにオイル量をチェックしながら慎重に走行して、速やかにバイクショップで見てもらおう。

エンジンカバーやシリンダーなどの継ぎ目からのオイル漏れ。 滲んでいる程度なら問題ないが、ポタッポタッと垂れるようなら応急処置しておこう。

必要なアイテム

固形せっけん ガムテープ ウエス

必要なアイテムはウエス(ボロ布やティッシュでも可)、ガムテープ、それと固形せっけん(手洗い用でOK)。すべてコンビニでも手に入るモノだ。

作業手順は以下の通り!

手順1
オイル漏れの場所を特定してから、ウエスできれいにオイルを拭き取る。ヤケドしないようにエンジンが冷えてから作業したほうが良いだろう。

手順2
オイル漏れしている場所に、固形せっけんをゴリゴリと擦りつける。エンジンの継ぎ目を固形せっけんで埋めて行くイメージ。

手順3
継ぎ目の周囲に付着した固形せっけんをウエスで拭き取り、余裕を持って広めにガムテープを貼る。浮き上がらないようにシッカリと押さえて貼る。

オイルが減っていないかチェックしよう

オイル漏れに気づいたら、まずはオイル量をチェック。ただし慌てないコト。エンジンを止めてから、少なくとも5分くらい待ってから、車体をシッカリと直立させてチェックしないと、正確なオイル量が分からない。オイル量は下限(MIN)ギリギリでも問題ないが、漏れがひどいようなら頻繁に止まって確認するのが確実です。

オイル量をチェックする際は、バイクをシッカリ直立させる。 1人では難しいので、誰かにバイクを支えてもらおう。

スティック式はいったん引き抜いてオイルを拭き取り、再度挿入(ネジは締めない)してから先端に付着した場所を確認する。

チェック窓の場合は覗くだけでOK。車体が少しでも傾いていると正確なオイル量が分からないので注意(スティック式も同様)。

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