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【愛用品お手入れガイド】キャンプ用品編 vol.2 使った後のお手入れ

テントは移動式住居だからこそ
気に入ったモデルであるほど長く愛用したいものだ。
そのためにも設営から撤収までていねいに扱うことはもちろん
畳み方や保管方法、メンテナンス方法に気を配るだけで寿命は伸びるのだ!

帰ったらすべきこと

POINT1 広げてしっかりと干す

テント本体を天日干しするときは組み立てた状態にするのがベスト。テントフロア(床面)は生地が厚いのでしっかりと乾かそう

CHECK!

せめて収納袋を開けておく!
保管時は収納袋に入れたままでもかまわないが、ドローコードを緩め、収納袋の開口部を広げておこう。ときどき本体を取り出してカビ発生がないか確認しよう

POINT2 小物類を掃除

ペグやポール、ロープには土や泥が付着しやすい。撤収時にあらかた汚れを落としておき、帰宅してから水洗いしてキレイにしておこう。アルミ製のピンペグの曲がりやロープのほつれなども補修しておく

POINT3 テント内の汚れをキレイに

テントを畳む前に内部の小石やホコリを除去する。とくに虫が入り込んだままだと畳む際に潰してしまい、体液が付着することで汚損の原因になる。カーペット掃除用の粘着クリーナーを使うのもオススメ

長く愛用するためのハウツー

長期保管中は、ときどき広げてみる
しっかりと乾燥させて保管していても油断は禁物。とくにオフシーズンで長期間使用しないときは、ときおり本体にカビが発生していないかをチェックしよう。できればこのときに天日干しして風に晒すと良い

長く使いたいなら、それNGです!

POINT1 生地をクシャっと畳む

毎回同じ畳み方をすると折り目がついて生地が傷むという説もあるが、だからといってクシャクシャに詰め込むのも生地を傷めてしまう原因になる。テントフロアが外側にくるようにしてていねいに畳もう

POINT2 ペグむき出しのまま収納

ペグやポールはちゃんと袋に収納してからテントに包んでいく。そうしないと先端が本体を破損してしまう危険があるからだ。また、泥汚れなどをテント本体に付着させる原因にもなるので注意しよう

POINT3 すぐにテントをしまう

撤収を早く済ませたい気持ちは分かるが、撤収時に雨が降っている場合を除き、テントを片づけるときは乾燥させることが必須。撤収時間を考慮した出発時間を計画し、ゆとりあるキャンプを楽しもう

POINT4 漂白系で汚れを落とす

しつこい汚れを落とすためについ使いたくなるが、漂白剤は生地を傷めてしまうため使用厳禁だ。テント本体の汚れ落としは、硬く絞った濡れタオルで吸い取る、あるいは拭き取ることが基本だ

POINT!

気になる汚れは中性洗剤で!
それでも落ちない汚れには、薄めた中性洗剤を使う。霧吹きを使うと適量を噴霧できる。擦るのではなく、叩く、押すようにして汚れを浮かせよう

メンテであると便利なリスト

  • リペアシート

テント本体やフライシートの破損部に貼り付ける補修材。生地の素材や色に合わせ、大きめに貼ることがコツだ

  • シーリング剤

縫い目のシームテープが剥がれた際に便利。これを塗布した上にシームテープを貼れば完璧な防水力を発揮する

  • ファスナー用スプレー

ファスナーの動きを良くする潤滑剤。シリコン系なら衣服などに付着しても気にならない。ろうそくでも代用可能

  • 生地用接着剤

リペアシートの隅が剥がれてしまったときに重宝する。いざという時に便利なので長期キャンプの際は携行したい

  • ショックコード

ポールを接続しているゴムは経年劣化を避けられない。交換作業も簡単なので伸びたときはすぐにリペアしよう

  • 防水剤

いわゆる防水(撥水)スプレーは汚れ防止にも役立つので定期的なメンテナンスとして習慣づけておきたい

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