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【愛用品お手入れガイド】メンテナンス工具編 vol.2 便利な工具と気を付けるポイント

前回は車載工具の選び方や揃え方についてアドバイスをもらった。
今回はガレージで使う工具を見ていこう!
作業効率と正確性を高め、愛車のコンディションを保とう

あると便利な工具はコレだ!

T形レンチ
奥まった場所のナットやボルトに対して有効なだけでなく、軽い力で素早く回すこともできるから作業効率がグンと高まる。整備に慣れてくると欲しくなる工具

インパクトドライバー
叩く力を回す力に変換する工具。ネジロック剤やサビなどで固着したボルトやナット、ビスに対して効果を発揮する。旧車のメンテナンスには必須となる工具だ

トルクレンチ
サービスマニュアルで規定されたトルク値で締結するための工具。前後ホイールの着脱やエンジンを整備するなら必須で、現在はデジタル式も普及してきている

リヤスタンド
センタースタンドを装備していない車種の洗車や整備をラクにしてくれる。とくに、チェーンの洗浄や注油をするなら必需品ともいえるガレージ工具だ

メンテで気を付けるポイント!!

POINT1 正しい場所正しい工具を使うこと
サイズが1㎜でも違えば工具は役に立たず、ナットやネジの頭を壊してしまう。頻繁に整備する場所のボルト、ナット、ネジのサイズはしっかりと把握して工具を使うこと!

POINT2 振動の多い足周りはボルトのゆるみをチェックしよう
エンジンの振動や路面からの衝撃によってボルト類が緩むことがある。とくに足周りは危険に直結する。定期点検で“増し締め”することが大切なのだ

電装系はムリせずお店に頼むのも手
最近のバイクほど電装系が複雑で、モバイル機器の電源確保や灯火類カスタムのD.I.Y.が思わぬトラブルを招くことも。プロに依頼することも大切だと心得よう

緩めるときは思い切りが大切
固着したボルトやナットを緩めるときは、じわじわと力をかけるのではなく一気に強い力をかけることがコツ。柄の長い工具を使ったり、ときにはインパクトドライバーを使う。潤滑油を併用すると効果が高い

工具の名前を知っておこう

「レンチ(米語)」はボルトやナットを締めたり緩めたりする工具の総称。オープンエンド(片口)レンチを日本では「スパナ(英語)」と呼ぶ習慣がある

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