【愛用品お手入れガイド】ヘルメット編 vol.3 外装の洗い方
排気ガス、飛来する虫、空中を漂う土埃、海辺の潮風など
ヘルメットは常に汚れの原因にさらされている
一見、汚れていないように見えてしまうが実はかなり汚れているものだ
ヘルメットの外装の汚れもしっかり落とそう!
- エアダクト…空気の取り入れ口だけあり排気ガスや埃が溜まりやすい。汚れがひどくなるとシャッターの動きが鈍くなってしまう
- シールド…排気ガスや埃、塩カルなど空気の汚れや飛来する虫が直撃する部分。視界不良が危険に直結するためもっとも注意したい部分
- シールドベース…シールドの可動部だけに汚れが付着すると開閉動作が悪化する。普段は目につきにくい箇所だけに、しっかりと点検しよう
外装の清掃で使うもの
コンパウンド使用上の注意!
“ツヤ消し”が“ツヤあり”に! ?
汚れがよく落ちるからとコンパウンドを使うのは厳禁だ。なぜならコンパウンドには研磨剤が含まれており、いわばヤスリで磨くようなもの。表面の艶を失くしてしまう恐れがあるし、逆にツヤが出てしまうこともある。薄めた中性洗剤や専用クリーナーを使おう
エアダクトの清掃
中性洗剤を浸した綿棒でふき取る
タオルでは届かない狭い隙間には綿棒を使って汚れを落とす。エアダクトは空気の取り入れ口なのでとくに排気ガスやホコリが溜まりやすく、放置しておくとダクト詰まりや内装を汚す原因にも。定期的な清掃がオススメだ
シールドベースの清掃
汚れがひどくなるとシールド開閉の動きが悪化するばかりか、付着したホコリがヤスリとなってパーツを摩耗させてしまう。軽い汚れなら乾拭きでいいが、ひどい場合は洗剤やクリーナーを使う。汚れが隙間に入り込んでいるならシールドベースを外して清掃する
シールドの清掃
シールドはもっともデリケートな部分だ。キズがつくと視界不良を招き、安全運転に支障をきたす。乾拭きはキズの元なので厳禁。軽い汚れなら濡らしたタオルで拭き、虫の死骸などが付着している場合は薄めた中性洗剤か、シールド専用クリーナーを使おう
いつでもどこでも使える便利な小技!
こびりついた虫を取るには濡らしたティッシュ!
虫の死骸が固着してしまったら、ティッシュをシールド表面に這わせ、霧吹きなどで濡らして数分放置。死骸が水分を含んで柔らかくなり、簡単に拭き取れる。出先でも使える便利な方法だ