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【SENA/インターコム】SENAメッシュ3.0を体感 最新インターコム60Sインプレッション!

2025シーズンに向けてセナから登場した、次世代のフラッグシップインターコム「60S」。「Mesh 3.0」「WAVE Intercom」に、第二世代のハーマン・カードンオーディオなど、60Sの最新機能とスペックを、編集部のモリとヤマキが実際に使って体験してみた!

試した人

編集長 モリ

編集 ヤマキ

インターコム&オーディオで音の進化が実感できる

セナ・インターコムのフラッグシップモデルといえば、「50S」に代表される「クァンタムシリーズ」だが、この冬、いよいよ次世代のインターコムともいえる「60S」が加わった。今回はそんな次世代モデルをいち早く手に入れ、実際にツーリングで使って感じたことを率直にリポートしてみたい。

まず、60Sを手にして感じるのは、その存在感だ。スクエアなボディと対照的な丸いジョグダイヤルの組み合わせは、ヘルメットに付けたときのアピアランスが抜群。さらにこの四角い形が実は使いやすくて、ボタンがフラットな面にひとつずつ付いているだけなので、グローブを付けた手でも迷わずボタンを操作できる。また、60S本体のフェイスプレートは交換式となっていて、4枚のプレートが付属。このプレートを交換するだけで、気分が大きく変わる。

ヤマキの60Sとの接続は、もはや言うまでもなくカンタン。メッシュボタンのひと押しですぐにつながる。また、60Sに接続するスマートフォンに専用アプリをインストールしておけば、説明書もスマホの画面上で見られるため、音楽を聞くといった操作や60Sの設定も、出先で困ることはない。

ヤマキとのインターコム通話は、ノイズがなく聞き取りやすいという点ですこぶる快適だ。今回は2人の間での通話なので、距離が離れたり、大勢になったときの効果は分からなかった。しかし、ノイズや聞き取りにくいといったストレスをまったく感じなかったという意味で、メッシュ3.0のメリットが発揮されているといえる。

また、ハーマン・カードンとのコラボも、スピーカーが第二世代になるなど進化を遂げている。実際に音楽を聞いてみたが、ヘルメットの外から入ってくる風切音や走行音といった外的ノイズをものともしない、音質のよさを感じさせてくれる。これはスピーカーの進化にとどまらず、AIを駆使したノイズの抑制やエコーキャンセルといった機能が威力を発揮しているのだろう。

こうしたハード面での進化だけでなく、60Sでは新たに「ウェーブ・インターコム」という、インターネット経由のグループ通話機能を新たに搭載した。残念ながら今回は「ウェーブ・アプリ」が間に合わなかったため試すことができなかった。しかし、こうした60Sの進化を実感すると、ウェーブ・アプリのリリースが待ち遠しいかぎりだ。

60S
価格 : 6万4680円(デュアルパック11万9680円)
通話時間:Bluetoothインターコム:最大24時間
Meshインターコム:最大17時間
サイズ(メインモジュール):94mm×52mm×27mm

60Sのここがイイ!

①1アクション・接続1秒、SENAメッシュ通話

第三世代のメッシュ・グループ通話「SENA Mesh 3.0」を搭載。見直されたメッシュ通信システムによって、接続の安定性や音質がアップしている。また、メッシュ通信システムは下位互換性があり、従来のセナ・インターコムと接続できる

②未来っぽいデザイン

スクエアでシャープなフォルムと、セナのインターコムを象徴するジョグダイヤルを組み合わせた60Sのデザイン。ストライプ状のLEDアレイ「RideGlow」がエッジを効かせている。フェイスプレートは交換式で、標準で4色のプレートが付属。ヘルメットやバイクの色とコーディネートできるのも嬉しい

③ハーマンカードンの高音質サウンド!

世界的なオーディオブランド「Harman Kardon」とコラボしてきたセナ。60Sでは第二世代のHarman Kardonスピーカーを採用しており、50Sにも増してパワフルで繊細なサウンドを奏でてくれる。高速走行時の風切り音やエンジン音にも強い

④アプリでも手動でも簡単操作

SENA
Motorcycles

セナ・インターコム専用のスマートフォンアプリ「SENA Motorcycles App」を使えば、RideGlowの点滅色の設定をはじめ、60Sのさまざまな設定を、スマホの画面で視覚的に操作できる。またこのアプリを通じて、ファームウェアのアップデートも可能だ

想像以上のサウンド!
快適音楽ライフを送れます♪

相変わらずカンタン!
WAVEアプリのリリースが待ち遠しい!

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