【OTONA GARAGE】ダート走行に欠かせない道具
疲れた身体を癒すあたたかい携行食
一般道路とは違う魅力が未舗装路にはある。その先の道がどうなっているか読みを効かせながら、状況に合わせて車体と自身の身体を操り走破していく感覚。それはオンロード走行では感じられないバイクの魅力だ。走行していいルートかどうか、最新の路面状況など、事前に下調べを十分にして走りに出かけよう。とはいえ、一般道路に比べて危険な走行であることは事実。一度ルートに入ると、途中で撤退することは難しいので、水や食料を補給するのは難しい。いざというときのアクシデントに備える意味でも、出発時に必要なモノは揃えてから林道に入るようにしよう。
持参したいのは、コンパクトで軽量なチェアとテーブル、シングルバーナー、さらに水と即席のカップめんがあれば、寒い時期でも身体をあたためながら食事ができるので、より長く林道を楽しむことができる。
調べておいたキャンプエリアには、予定どおり正午前に到着。火移りの心配がない場所でチェアとテーブルを広げれば、あっという間にこの日のランチスペースが完成だ。コンパクトなケトルで沸かしたお湯をカップめんに注ぎ込む。出来上がりまでの3分が待ち遠しい。午後の天気もなんとか持ちそうだ。この先は、どんな道が待っているのだろう。
【Helinox】インクラインチェア
ヘリノックスらしいスマートなグラウンドタイプのチェア。脚部分のパーツを前後させると、チェアの角度を無段階で調整できるのが特徴。これがひとつあるだけで、地面にそのまま座るよりも格段にリラックスできる
【UNIFLAME】山ケトル700
本体部分は軽量かつ熱伝導に優れたアルミニウム素材でできたケトル。横に広い形なので安定性があり、お湯が早く沸き上がる。ハンドル部分はステンレス製で、穴を開けることで火にかけた際に熱くなりにくい構造になっている。容量は700mlでソロ使用にぴったりなサイズ。収納ケースも付属する
【SOTO】フィールドカイト ST-632
収納時の厚みがわずか14㎜、重量が約280gとこれまでにないコンパクトさが魅力のミニテーブル。天板を開いて開いた脚を引っ掛けるだけで組み立てできるので、撤収も素早い。どこへでも持ち運びできるテーブルだ
【snow peak】スクー
フォーク部分が長く麺類やごはんがすくいやすいマルチなカトラリー。深いカップにも対応する長さで、底面に残った食材もすくい取りやすい。グリップ裏面には飯炊きスケールが刻印いるので、炊飯時にも便利
【snow peak】和武器 M
箸本体を2分割して収納することができるスマートなカトラリー。先端部はグリップ内に収まる構造なので、とてもコンパクト。付属の収納ケースに入れれば首からぶら下げることもできるので、失くす心配も少ない。スノーピークのロングセラーアイテムだ