【2024年秋冬】編集部おすすめのアイテムをご紹介! “NANKAI”
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究極の暖かさを目指した新作ウインター・コーデ
70年間変わらずバイク用品に真摯に携わってきた南海部品。グローブ、ブーツ、ウエアといった装具類は、安全性と快適性を盛り込みながら、多様なシチュエーションに合わせて商品開発を重ね、シーズンごとに新製品をリリースしている。
24‐25年の秋冬モデルが早くも発表された。中でも注目は防寒ウエアのフラッグシップモデル、エアーフレイクシリーズの新作である。
23年に発売されたS D W ‐ 8133エアーフレイクライドジャケットは、本誌でもテストしたが、雪が降る山間部でも寒さを感じさせない防寒性能の高さに驚きを隠せなかった。
新作のSDW‐8141は表地に耐水圧2万㎜、透湿性能1万5000g/㎡‐24hの素材を導入し、レインウエアに匹敵する性能で全天候対応としたことと、着脱が可能なフードを装備したモダンなデザインとしたところが大きな違い。表地の素材はナイロン85%ポリウレタン15%と前作と変わらないが、表面がビロード調で上質感がある。
改めて中綿素材のクラボウ社「エアーフレイク」に注目してみよう。
エアーフレイクライディングジャケット(SDW-8141)
天然羽毛レベルの軽さ、暖かさを持つクラボウ社AIR FLAKERをインサレーションに採用し、レインウエア並みの防水性を誇る全天候対応型ウインタージャケット。フードは着脱が可能となっている
背、胸、肩、肘にメッシュタイプで軽量なテキスタイル用標準プロテクターを内蔵。オプションでCE規格適合プロテクターに換装可能
エアーフレイクライディングパンツ(SDW-8142)
AIR FRAKER採用の防寒ライディングパンツ。ジャケットと同様の素材を用いた全天候対応型。ライディング姿勢に合わせた立体縫製を採用しており、中綿入りでありながら動きやすく、ライディングパンツとしての機能も高く仕上げてある
腰部にCELevel1( 右) と膝にCElevel2( 左) 準拠プロテクターを装備し、強力な防護性能を発揮。運動性を妨げず、装着の違和感もないプロテクターだ。膝のプロテクターは男女でサイズを替えている
腰部はサイズ調整用に、ホールド性の高いダブルベルトを装備。深めの股上設計と背面上部を一段高くし風の侵入を防ぎ防寒、防水性能を向上
「袖の外側(右)の面ファスナーで調節可能。バタつき防止やウエア内の空気を適切に保つためにも重要な役割を担っている
エアーフレイクライディンググローブ(SDG-3359)
AIR FRAKER採用の防寒ライディンググローブ。軽量で柔らかく抜群の保温性を発揮。ナックル部にはCE規格プロテクターを内蔵し安全性を確保。内装には防水・透湿性に優れたインナーフィルムを採用している。スマホ対応仕様だ