【エンジンオイルの超基礎知識④】エンジンオイルのグレードを選ぶ
Supported by A.S.H.
エンジンオイルの基礎知識
読んで得するお役立ちコラム
BikeJIN2024年9月号 Vol.259掲載
メーカー指定の粘度であれば、どのオイルメーカーのエンジンオイルでも使用可能ということは分かった。だが、エンジンオイルの銘柄は多く、一つのオイルメーカーでも同じ粘度で価格の異なるグレードのアイテムが複数存在しているものだ。一体どのグレードを選べばいいのか?
この企画をサポートしてくれているA.S.H.のエンジンオイルを例にとってみよう。価格が高い順に高性能であることは間違いないが、それはスポーツ性にフォーカスした場合のこと。A.S.H.の高価格帯オイルは、レースに的を絞った製品で、超高回転域でのレスポンスやエンジン保護性能を向上させたものだ。
「トップグレードのFSEMOTO-SPECは、モトGPなど世界レベルのレースでの使用を前提に設計したオイルです。一般公道で使っても、性能の高さを味わっていただけると考えていますが、言ってしまえばオーバースペックで価格も高い。ツーリングや街乗りでは、もっと気軽にご使用いただけるグレードのオイルをオススメしています。エンジン保護性能は、低価格のオイルでも十分以上に確保していますから。」
と、A.S.H.ブランドを展開するJCDプロダクツ代表の岸野さんは語っている。“大は小を兼ねる”ではないが、高価格なエンジンオイルは、あらゆる面で高性能。だが、自分の使い方や懐事情、バイクライフにマッチしているかは別の話なのだ。
オススメのA.S.H.エンジンオイル
FS MOTO-SPEC
10W-40 / 10W-50 / 15W50参考価格:4092円/1L
ベースオイルに高品質なPAOとエステルを使用した、100%化学合成オイル。低温時から高温時まで全域で、高いエンジン保護性能と潤滑性能を発揮。ツーリングや街乗りはもちろん、本格的なレースでの使用まで見据えた高性能エンジンオイル
VSE MOTO-SPEC
10W-40 / 10W-50参考価格:3234円/1L
価格と性能のバランスに優れた、コスパの高さが特徴。A.S.H.のバイク用エンジンオイルのラインナップ中では、ミドルグレードに位置するがスポーツ性とエンジン保護性能は十分以上。ベースオイルにはポリアルファオレフィン+エステル化学合成油+VHVIを使用
PSE MOTO-SPEC
10W-40 / 15W-50参考価格:2739円/1L
A.S.H.のバイク用エンジンオイルで最もリーズナブルだが、高価格帯製品と同様に添加剤にポリマーを含まず、長寿命と安定したエンジン保護性能を実現、スポーツ性もハイレベル。ベースオイルに鉱物油とエステルを使用した、部分化学合成オイル
FSE MOTO-SPEC
10W-40 /10W-50 / 15W-50参考価格:6160円/1L
ベースオイルに、選び抜かれた超高品質のエステルのみを使用した、100%化学合成オイル。トップカテゴリーのレースでの使用を前提に開発されたエンジンオイルで、全域でエンジン本来のパフォーマンスを引き出す
MO
10W-40 / 20W-50 / (5W-30/#50は20Lのみ)参考価格:2200円/1L
加工精度の低い時代に作られた旧車は、分子量の小さな化学合成オイルを使用すると、オイル滲みなどトラブル誘発の原因となる場合がある。MOは、ベースオイルに分子量が大きく、かつ高品質な鉱物油を使用している