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[キャンツーオススメテント6選]ツーリングテントフィールドチェック

テントはやっぱり軽くてコンパクトなほうが優位
でも、ヘルメットとブーツを置ける前室は必須
収納幅50㎝以下、重量5㎏以下の6モデルをチェック!

①ムーンライトテント2 -mont-bell-

価格 : 5万2250円 問:モンベル・カスタマー・サービス TEL:06-6536-5740

軽い・簡単・広い!ロングセラーには理由あり
“月明かりの中でも簡単に設営できる”がコンセプトで初期モデルの登場は1979年。日本の山を考えて開発されており、軽い・収納しやすい・蒸れにくいことからツーリング用テントとしても愛され続けている。2020年には41年の沈黙を破り、最新素材を投入するなどフルモデルチェンジを敢行。30%ほど軽くなるほか、基本構造は変わらないのに居住空間は広くなるという奇蹟の進化を遂げている。

ムーンライトらしいA型
屋根となる直線ポール両端に逆V型のフレームを取り付けるA型は、少ないフレームでも居住空間は広い。出入り口の大きさも魅力

風が通り抜ける心地良い寝室
前後ドアパネルは全面メッシュになるので心地良い風を取りこめられる。フライとインナーの空間が大きいので全閉でも蒸れ知らず

軽くてタフ!アルミ合金ポール
軽さと剛性を高次元で両立させたアルミ合金を採用。ハブが従来の樹脂から金属製となったのが頼もしい。インナーの取り付けも簡単

フライシートははっ水・難燃加工済み
フライは軽くて適度なハリをもつ20Dポリエステル・リップストップを採用。はっ水加工だけでなく難燃加工も施している

前後室は奥行き80㎝
ヘルメットくらいなら余裕で収まる前室。テント後部にも同様の空間があるのでゴツいブーツやレインウエアの保管も難なくできる

何があっても大丈夫!?リペアキット付き
フレーム、インナー、フライシート、ペグ、張り綱のみならず、万一フレームが折れたときに補修するための金属パイプも付属している

[ 積載イメージ ]
サイズ:150×380×H117 ㎝
インナーサイズ:150×220×H110 ㎝
収納サイズ:本体φ17×35 ㎝、ポールφ11×44 ㎝

②ニンジャテント -Paagoworks-

価格 : 5万9400円 問:パーゴワークス TEL:042-312-2865

旅人が考えたユニークなギミック満載
キャンプを目的とせず、手段とする旅人のために作られた軽量テント。ソロ用ではあるが1.5人分と言えるフロアサイズで窮屈さはない。おまけに巻物みたいにくるっとまとめる収納袋、室内にいながらテント後部のフライシート操作など目から鱗のギミックが満載で“ニンジャ”の名に偽りなし。フロントパネルは跳ね上げ式なので、タープがなくても雨の日のブーツ置き場に困らないのもイイ。

シンプルで広い魚座型フレーム
2本のフレームを2カ所で交差させる魚座型で、風に強く頭上の圧迫感も抑えている。フロアは長方形に見えるが前方が長い台形

就寝人数は1人以上2人未満
荷物やヘルメットを無造作に置いても就寝スペースを確保できるくらいゆとりあり。そこかしこにあるポケットは小物整理に便利

室内から操作できるベンチレーション
後部には大型のメッシュパネルを採用。出入りはできないが短いファスナーが付いていてそこから手を伸ばしてフライの裾をまくれる

軽くてタフなフライシート生地
フレームはDACフェザーライト、生地はシルナイロン。軽さと耐久性、メンテナンス性を高次元で併せ持つ素材を採用

大きく跳ね上げられるパネル
入口側が高くなるフレーム構造なので跳ね上げたときの開放感は抜群。パネル中央の紐にケトルを吊して雨を排出するのもユニーク

巻物みたいな収納袋でトラブル防止
収納袋には設営方法や付属品の数が記されている。おまけにリペアキットまで付属していて、トラブル防止の秘術が記された巻物みたい

[ 積載イメージ ]
サイズ:120×220×H105 ㎝
インナーサイズ:120×220×H105 ㎝
収納サイズ:36×15×15 ㎝
重量:約1.16㎏

③エリクサー2 -MSR-

価格 : 4万2900円 問:モチヅキ TEL:0256-32-0860

リッジポールのおかげで見た目以上に広々
丈夫・居住性・コスパの3拍子がそろったテントで、MSRらしい美しいデザインも所有欲をかき立てる。付属のフットプリント(グランドシート)を使えば、フレームとフライシートだけでも設営できるのでコット派にも評価が高い。四方の壁をほぼ垂直に立たせる注目すべきは独自のフレーム構造で、2人用とは思えないビッグな空間を実現している。前後室も広く、アレンジしやすいので荷物の多い人も安心だ。

頭上の空間が広い
魚座型フレームにリッジポールを組み合わせていて、とにかく広い! 壁が立っていてヘルメットをギリギリまで寄せられるのも便利

広いメッシュで蒸し暑さを解消
アメリカ生まれのテントらしく、天井やベンチレーター部分には大型メッシュを搭載。蒸し暑い日本のフィールドでも活躍する

小物収納ポケットが豊富
インナーの両側には大型ポケットが装備されている。サングラスや鍵はもちろん、寝袋やマットの収納袋の紛失防止にも役立つ

安心感のあるフライ素材
フライは68Dのリップストップポリエステル。決して超軽量とは言えないが、しっかりとしたハリが安心感を与えてくれる

前後室は広げ方いろいろ
出入り口はフライの裾2カ所をペグでとめられるようになっていて、写真のように開けば雨や風の影響を抑えながら出入りOK。晴れた日なら全開やペグを1本残してもいい

これはうれしい!フットプリント付き
生地が薄くて軽いテントにはフロアを守るグランドシートが不可欠。別売が多いが「エリクサー」には最初から付属されているのでおトク感大!

[ 積載イメージ ]
サイズ:213×279×H102 ㎝
インナーサイズ:51×127×H102 ㎝
収納サイズ:51×17×17 ㎝
重量:約2.77㎏

④Oneティピー -neGla-

価格 : 2万9920円 問:デイトナ TEL:0120-60-4955

たてやすい正方形フロアのワンポール
“バイクでも快適にソロキャンプを楽しめるように”という願いを込めて開発しているのがデイトナのテントだ。大型前室を持つ自立型が多いが、こちらは設営が簡単なうえ、立って着替えられるワンポールテント。もちろんデイトナらしく2ルーム的な使い方も可能だ。後発ブランドではあるが、ポールの折り寸を考慮して積載しやすくするなどツーリングキャンプのための工夫がちりばめられている。

インナーの中でのびのび着替えられる
インナーは吊り下げ式だが中にポールを入れて形をチェック。軽く腰を曲げれば立っていられるのでレインウエアの脱ぎ着が楽ちん

上下ベンチレーターで空気が循環しやすい
暑い空気が上昇しやすいワンポールテントだけれど、上下にベンチレーターを有することでよりスムーズに空気が入れ替わってくれる

インナーは吊り下げ式フライだけの使用も可
フライをたててからインナーを吊り下げる後付方式は雨の日の撤収が楽。それにインナーなしでも使用できるのはなんだかおトク

端まで有効利用できるフライシート
ワンポールテントにありがちな端の方の圧迫感。これを張り綱を引っ張るというシンプルな手法で解消している。あっぱれ

広々とした前室が快適
インナーをフロア後部に吊り下げるので、前方は広々とした土間になる。ブーツやヘルメットの保管だけでなくちょっとしたリビングとしても使えるので雨の日の滞在も快適だ

ポールはわずか1本設営の面倒くささから開放だ
収納袋はポール1本とフライ、インナー、ペグのみ。背の高いテントだが、ポールの折り寸を抑えているのでキャリアからはみ出しづらい

[ 積載イメージ ]
サイズ:250×250×H165 ㎝
インナーサイズ:250・230×115 ㎝
収納サイズ:43.5×17×17 ㎝
重量:約2.8㎏

⑤テンゲルコンパクトライト -tent-Mark DESIGNS-

価格 : 2万7280円 問:カンセキ WILD-1 事業部 TEL:028-688-7597

モンゴル好きライダーが考えた快適テント
モンゴルに魅せられたエッセイストのコバユリさんがプロデュースしておりライダー目線の“あったらいいかも”な機能を搭載したのが「テンゲル」シリーズ。「コンパクト ライト」は荷物の多いライダーも安心の大型前室、雨や風が吹き込まないサイドウオールを装備したまま総重量を抑えたモデル。簡単設営なのにインナーも前室も、1日の疲れを癒やすゆとりの空間を実現しているのはさすが。

大きな前室を生むフロントポール
2本のポールをクロスさせるX型に前室ポールを組み合わせた構造。交差が増えるので風に強く、前方が高くなるのでアクセスも楽

後部からの出入りも可能
部にも出入り口を装備。インナーに風を取り込みやすく、変わりやすい風の向きによって出入り口を選択できるのは便利

出入り口は巻かずに突っ込むだけ
単純だけどめちゃくちゃ便利なのがコレ。開いた入口のパネルやメッシュをポケットに突っ込むだけでスッキリまとめられる

サイドフラップは開放もクローズも
前室両側に装備されているフラップは、写真のように閉じるほか巻き上げて開放することも可能。西日や雨の状況に応じて対応したい

前室はリビングとしての利用も可能
フロントパネルをアップライトポールで跳ね上げれば大型前室に。さらにサイドフラップを閉じればプライバシーも確保できる

アップライトポール付きでアレンジしやすい
軽量ソロテントには珍しいフロントパネル跳ね上げ用(アップライト)ポールが付属。状況に応じて自分好みのスタイルで設営できる

[ 積載イメージ ]
サイズ:210×280×H115 ㎝
インナーサイズ:205×120×H108 ㎝
収納サイズ:φ18×50 ㎝
重量:約4.27㎏

⑥ステイシー ファルダ -ogawa-

価格 : 5万9400 :キャンパルジャパン TEL:0800-800-7120

バイクに載せられるコンパクト2ルーム
2〜3人用でありながら本格2ルームに引けを取らない居住性を誇る「ステイシー」シリーズ。収納幅を約50㎝に抑えており2004年の初期モデル登場時からバイク乗りに絶大な人気を誇っているテントだ。「ファルダ」は冷気の侵入を防ぐ全周スカート、サイドドアの上部メッシュなどファンからの熱い要望を取り入れたモデルで2023年に登場。1年を通して快適に過ごせる機能がモリモリ。

背が高くて広い前室を確保
インナー側はX型。これにY型のフレームを組み合わせている。スタンディングテープ付きで硬い地面でも設営簡単なのも優秀だ

3人で眠れるゆったり寝室
親子3人で就寝できる広さで、ひとりで寝るのはもったいないほど! その分、夏キャンプでも涼しく、寝苦しさとは無縁だ

サイドドアを開くと裾が連動してあがる
前室のサイドドア2面は、ファスナーを開くと裾が連動して上がっていく仕様。濡れた土の上を裾が引きずらないのは気持ちいい

安心感のある75Dポリエステル
しっかりした厚手のフライシートは、雨が降ったときの安心感が違う。風によってインナーに触れることなく、雨漏りの不安もない

前室は3方向からアプローチできる
椅子や小型のテーブルを余裕で置ける前室が最大の特徴。しかも前室は3方向から出入りできるので、フリーサイトでいつの間にか取り囲まれていても大丈夫

収納袋は50㎝超だけどフレームの折り寸40㎝
幅50㎝というと積載に悩むライダーは多いが、フレームの節を40㎝に抑えているので収納袋にこだわらなければ積載しやすくなる

[ 積載イメージ ]
サイズ:230×300×H130 ㎝
インナーサイズ:220×150×H120 ㎝
収納サイズ:53.5×20×20 ㎝
重量:約4.04㎏

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