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トナリのバイク人[2023年6月号掲載](関東編)

【春のコーディネート】

寒く冷たい季節が過ぎ去ってようやく春本番
虫たちもバイク乗りたちもざわめきだって走り出す
とはいえまだ寒暖差も激しく、ウエア選びは難しい
そんな春、あなたはどんなウエアでバイクを走らせる?

好きなブルーの全身コーデで春らしさある明るいウエアリング

足元はタイチのBOAシューズで、ブルーをチョイス。コーディネートの統一感は抜群だ

 好きなブルーでジャケットからシューズまで揃えた、春に映えるコーディネート。自宅からショップが近いこともあり「価格は高いが品質がいい」とクシタニ製品を愛用し、着るほどに良さを体感しているそうだ。寒暖差への対応はモンベルの半袖ダウンインナーで、脱いだ後でもコンパクトに携行できるのがポイント。

APRILIA RS 660/T・Sさん 52歳

2年前にスクーターでリターンして子どもの送迎をするうちバイクが欲しくなり、G310GSを経て、若い頃の憧れだったアプリリアを購入。シーズン中は週末ごとにツーリングを楽しむ

coordinate

Helmet : ZENITH
Jacket : KUSHITANI
Glove : KUSHITANI
Pants : TAICHI
Boots : TAICHI

さっと革ジャンを羽織って走れるこの季節の陽気を満喫中!

洒落た赤いギンガムチェックのネルシャツをインナーに。妻のコーディネートだそうだ

レザージャケットは愛車の色(Z2=火の玉)に合わせたブラウン。機能的なテキスタイルジャケットも欲しいが、Z2に合うものが見つからず、GPZに似合いそうなスカジャンを物色中だ。GPZが真っ白だからウエアはどんなものでも似合うが、やはりレザージャケットやスカジャンなどの定番スタイルが合う。

KAWASAKI GPZ900R/Y・Mさん 68歳

バイクに乗りはじめてから50年以上。カワサキが好きでGPZのほかにもZ2、Dトラッカーも所有している。たまたま知人から手頃な価格で譲り受けたばかりのGPZは現在慣らし中だ

coordinate

Helmet : SHOEI
Jacket : BO KATIE·SETH
Glove : KOMINE
Pants : EDWIN
Boots : elf

メッシュレザージャケットがちょうどいいスプリングライド

気温差が激しいこの時期、出発時の早朝は寒かったが日中はちょうどいい暖かさとのこと

デザインやグラフィックが合うことから、好きなブランドはHYOD。モノトーンを選ぶことが多いが、コーポレートカラーのオレンジがアクセントのものも所有。アクセントカラーは愛車に合わせたグリーンを選ぶこともあるそうだ。メッシュレザージャケットは柔らかくて着やすく、夏でも着られるので気に入っている。

KAWASAKI Ninja H2/K・Yさん 36歳

友人の影響で大学時代からバイクに乗りはじめたカワサキファン。ZRX1200ダエグからH2に乗り替えたが、ダエグを買い直して現在2台持ち。月に1度のペースでバイクを楽しむ

coordinate

Helmet : Arai
Jacket : HYOD
Glove : HY FLY
Pants : HYOD
Boots : HYOD

カジュアルにもスポーティにも合うメッシュジャケットで快走!

出発時に迷ったがメッシュを選択。北海道に20年住んでいたため寒さには強いそうだ

冬でも着ぶくれせず、シュッとしたシルエットを作れるウエアを選び、ブランドにこだわらずコーディネート。996のときはややハード、モンスターのときはカジュアルをテーマにしているそうだ。今欲しいのはシンイチロウアラカワのレザージャケットで、試着した際に腕がちゃんと上がる動きやすさに惹かれたそうだ。

DUCATI 996/M・Hさん 40歳

900SS、モンスター、1199S、ムルティストラーダ1200パイクスピーク、ストリートファイターV4などを乗り継ぎ、今は996とモンスターS2Rを所有する、自称“ドカバカ”だ

coordinate

Helmet : X-Lite
Jacket : MaxFritz
Glove : Five
Pants : SHINICHIRO ARAKAWA
Boots : TAICHI

クラシカルなバイクによく合うトラディショナルな装い

リペアを繰り返してきっちりエイジングし、18年間愛用中のチペアのエンジニアブーツ

 バブアーのジャケットはあえて乗馬用を選び、クラシカルなR nineTに合わせたところがシブい。購入後1年で「擦り切れたらパッチをあてたりして、もっとエイジングしたい」と末永く愛用するつもりだ。軽快な装いだがインナープロテクターを上下に着ている。今欲しいウエアはルイスレザーズのジャケットだ

BMW R nineT/湘南BOXER砂山さん 45歳

コロナ禍をきっかけに15年ぶり2度目のリターン。納車まで8カ月かかり、半年前にようやくやってきた愛車は「めちゃめちゃ楽しい!」とすでにオドメーターは1万キロを超えている

coordinate

Helmet : SHOEI
Jacket : Barbour
Glove : JRP
Pants : DENIME
Boots : CHIPPEWA

芽吹きはじめた樹々に溶け込むグリーンのジャケットとバイク

登山ウエアなどを着用していても、ヒザやヒジ、胸にはきちんとプロテクターを装着する

登山やキャンプも楽しむためウエアは兼用が多く、この日は針谷さんが好きな色、しかも春らしさにあふれるグリーンが映えるモンベルのジャケットに、スカルパのトレッキングブーツ。最近は林道ツーリングが増えてきたためオフロードブーツも所有しており、ゴーグル対応ヘルメットの購入を検討中。

KAWASAKI SUPER SHERPA/H・Sさん 32歳

若い頃は親に反対されて断念するも、2年前からようやくバイクライフをスタート。キャブ整備もできるほどの知識と腕を磨きながら、バッテリー管理も兼ねて週末ごとにツーリングを楽しんでいる

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Helmet : SHOEI
Jacket : mont-bell
Glove : FOX
Pants : WORKMAN
Boots : SCARPA

レザーのブラウンとシャツのグリーンのコーディネートも抜群

シャツのグリーンも自分では選ばない色とのことで、革ジャンのブラウンとよく似合う

 バイクに乗るときに革ジャンを着ると気持ちがぐっと変わり、さらにモチベーションが上がるし、若返った気がするという小澤さんは「自分のセンスを信用してないから、店の人の勧めで買っている」とのこと。ジャケットのジッパーとベルトのバックルの色を合わせるなど、コーデの小技も教えてもらっているそうだ。

HARLEY-DAVIDSON FLSTC HERITAGE CALSSIC/O・Yさん 52歳

新車で購入して26年目のハーレーはトラブルもなく、“エボ”ならではのエンジンフィールの魅力は色あせず、まだまだ乗り続けるとのこと。シーズン中は月3回のツーリングを楽しむ

coordinate

Helmet : Arai
Jacket : Vanson
Glove : DAYTONA
Pants : −
Boots : RED WING

春めいた陽気でも突然の寒さに備えたウエアリング

内ボアが温かく、真冬でも安心。しかもシルエットがスリムなワークマンのボトムを愛用

ウエア選びの基準は、機能性、安全性、運動性で、必ず試着してから購入している。とくに好きなブランドはないそうだが、近頃はワークマンが気になっているそうで今回はボトムにワークマンを着用。寒暖差の激しいこの季節、寒いよりはマシと冬用ジャケットで出陣し、さらにレインウエアも携行して万全の体制だ。

SUZUKI GSX-S1000/H・Yさん 48歳

友人の影響で17年前からスクーターに乗っていたが、シフトチェンジしたくなって2年前に大型二輪免許を取得。何度も立ちゴケしそうになりつつ、安全ツーリングを楽しむ

coordinate

Helmet : SHOEI
Jacket : Rosso Style Lab
Glove : DEGNER
Pants : WORKMAN
Boots : WILD WING

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