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ネオクラシックにジャストフィット“ダンロップ TT100GP ラジアル”

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問い合わせ
住友ゴム工業
TEL:0120-39-2788
http://tyre.dunlop.co.jp/

こんなライダー・バイクにオススメ

オリジナルのTT100は60年代のレースで活躍したタイヤだ。そのため、やはりネオクラシックとの相性がいい。高いグリップに加え、優れたデザイン性が魅力

見た目にも走りにも存在感を求めるなら

一過性のブームではなく、ひとつのカテゴリーとして完全に定着したのがネオクラシックだ。古きよき時代のスタイルを現代的に解釈したそれは、幅広いユーザー層に支持されてヒット。エンジンや足周りといった機能パーツには現代のモノが採用されているため安心して、そして安全に雰囲気を楽しむことができる。

とはいえ、せっかくならそうした機能パーツも、より「らしく」見せたいところ。それを叶えてくれたのが、タイヤ界のネオクラシックとも呼べるダンロップの「TT100GPラジアル」だ。
従来からラインナップされていたTT100GPは、SRユーザーなどから支持されるバイアス構造のタイヤだった。60年代風のトレッドパターンが車体の雰囲気とマッチしていたわけだが、その内部構造をビッグバイク向けにラジアル化したのが、本製品最大の特徴である。

ベースになったのは、ナチュラルな旋回力が魅力のスポーツラジアルタイヤ「GPR‐300」だ。ただし、TT100GPのトレッドパターンを再現しただけでは、ミゾが圧倒的に太く深く多くなり、剛性が不足。ラジアルらしさが活かせなかったという。
そこでTT100GPのパターンを模しつつも、新技術を盛り込んだ専用パターンを開発。ビッグバイクのパワーを受けとめられる剛性と耐久性が確保された。

今回、ヤマハXSR900に装着したところ、見た目の雰囲気が激変。そのたたずまいはネオクラシックというよりリアルクラシックと言っても差し支えなく、ドレスアップ効果も高い。

肝心の機能だが、これが実におもしろい。コーナリングで高い荷重を掛けてもがっちりと受け留め、その点はラジアルならではの余力を感じさせるものの、体重移動やバンク角にとらわれず、リズミカルにコーナーを駆け抜けることを意識した方が俄然ハンドリングが軽く、スムーズに旋回。不思議なことに、そこには実にバイアスっぽいフィーリングがあった。

減速、旋回、加速と操作を切り分けてメリハリをつけるより、きれいな放物線を描くように走ることを教えてくれるタイヤがTT100GPラジアルだ。

デザインのみならず、ライディングにもクラシックスタイルを望むユーザーは試してみてほしい。

ラジアルらしいボリュームのあるプロファイルとクラシカルなパターンの組み合わせが新鮮だ

コンパウンドには微粒子シリカを分散して配合。これによってゴムが柔らかくなり、路面追従性の向上に貢献。特に路面温度が低い季節やウエット路面でのグリップ力が確保されている。柔らかい分、摩耗が早まりどうだがポリマーがそれを抑制してくれる

SIZE DATA
TT100GP Radial
FRONT
120/70ZR17
100/90-18(バイアス)
REAR
150/70R17
180/55ZR17

OTEHR LINE UP

SPORTMAX Q4
スポーツ
TT100GPラジアルとは対称的に、アメリカで開発されたスーパースポーツ向けの超ハイグリップタイヤ。最大62°というMotoGPマシン並のバンク角を許容し、その性能はほぼスリックタイヤだ

SPORTMAX ROADSMART Ⅲ
ツーリング
長距離走行を想定したスポーツツーリングラジアル。耐摩耗性に優れた新コンパウンドを採用し、ライフが大幅に向上。高いギャップ吸収性も併せ持ち、疲労の軽減も図られている

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