どうも!バイク乗ろうぜの慎也(@ShinyaGuitar)です。
KADOYA東京本店に行ってきたシリーズの後編です。前編はこちら
今回はHEAD FACTORYというKADOYAの最上級ブランドの革ジャンの試着を。そしてそのHEAD FACTORYを生産し、商品開発や修理や補修などを行う本社工場を特別に見学させてもらうことになりました。
その様子をお届けします。
こちらの動画でもご紹介しているのでぜひご覧になってください!
HEAD FACTORY Ad9 ¥135,000〜
HEAD FACTORY(ヘッドファクトリー)のブランドの紹介
創業1935年の 東京浅草「ものづくりの地」で絶やすことなく育んできた「革ジャンづくり」。変わることなく続けてきた「職人一人一着縫い」というHEAD FACTORYの源流はカドヤ職人が培ってきた「技」と「熱意」、そして革ジャンとオートバイをこよなく愛する すべての方々への想いがある。時流に流されることなく末永く世代を超えて着用して頂ける「普遍のスタンダードモデル」を作り続けているブランド。
さすがオーダーメイドクオリティの革ジャンは着てみた感じ雰囲気が全然違います。革の持つオーラというか重厚感というか。なおかつスッと入ってくる懐の深さを感じました。
HEAD FACTORY Ad9
価格:¥135,000(3Lは 145,800)税込み
※本社工場生産品。
表/オイルドヴィンテージステア(牛)100%裏/コーマコットンキルティング40g
(見見頃)袖/ポリエステルサテン
サイズ:M~3L
カラー:ブラック
自社工場直結で修正や修理対応可能
ただね、HEAD FACTORYの革ジャンってお値段的にすごく高いんですよ。10万円を超える革ジャンなんて気軽にポンと買えるものではありません。
人によって体型は様々だし、俺なんかよくあるのが試着してみたら身幅はいいんだけど、袖丈がちょっと合わないとか。デザインも気に入って、着心地も本当にいいんだけど、微妙にサイズが合わない…そうなった場合購入をちょっとためらいますよね。
だけど、ここでは自社工場が直結しているため、お客様の細かいオーダーに対応することが可能になります。袖を伸ばすなどは物理的に難しいものもあるみたいですが、例えば幅を詰めたり袖を詰めたり。フルオーダーとまではいかなくても、ある程度の修正も可能になるみたいです。なので俺も袖に合わせて、身幅を詰める…なんてことも対応してくれたりします。
そして、糸のほつれや革の裂け修理、ジップや裏地、リブニットの交換といったリペアから、ポケットやパッド、襟ボアや着脱ライナーベストなどカスタムすることも可能。すべて自社工場で対応できるので安心して買えるって思いました。
てなわけで特別に工場見学をさせてもらうことになったので行ってきます!
KADOYA本社工場
こちらでは多くの革のストックを持っています。現在のラインナップにある革のストックから、商品開発に使うための新しい革も置いてありました。
一口に革といっても様々な種類の革があり、デザインから機能性まで含めて様々な角度からジャケットに使えるか?を研究しているそうです。革に対する情熱をすごく感じました。
こちらは職人が革の裁断を行なっています。ひとつなぎの革を使うのではなく、適切な部位をジャケットの適切な箇所に合わせて革を裁断していきます。
手際よくサクサク切っていくので見ててすごいなーって思います。職人の技術を生で観れて感激。俺も土俵は全然違うけど、ギタリストで職人よりの人間なので。
こちらでは裁断した革をジャケットにしています。職人の集まる場所って空気がピリッとしますよね。だけど笑顔で迎えてくれて嬉しかった。
こちらは漉きという工程で、革の必要な箇所を見極めて薄くする工程です。革が重なり合うつなぎ目など、どうしても厚くなってしまう部分をこうやって薄くしています。
ちなみに工場長がめっちゃくちゃイケメンでびっくりしました。渋くてダンディーなおじさま。俺もこんな風になりたい。
こちらは革を縫製しています。針の入りなどが革によって全然違うので、微調整しながら縫っていきます。
別で修理のジャケットの縫製も見せていただいたのですが、その修理品は革が硬くなっていてなかなか針が通らなかったそうです。少しずつ微調整をしながら修理していたのですが、職人の技術と魂を感じました。かっこいいぜ。
まとめ
KADOYAのHEAD FACTORYと本社工場を見学させてもらって、革製品作りに少しだけ触れることができてすごくよかったかなと。初めてお店に行く前の直営店はすごく近寄りがたいなーというイメージが最初にあったのが嘘のように無くなりました。
こちらの動画でもご紹介しているのでぜひご覧になってください。
あなたのバイクライフの助けになれば嬉しいです。それでは!