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ワンランク上の実力を備えた2台
ユニバーサルインターコムや“距離・人数無制限”のグループ通話が可能な「BTトーク」を提供するなど、積極的に独創的な機能を提供してきたミッドランド。2017年にはHiFiスピーカーの採用、2018年には“オーディオ・ファースト”を掲げてノイズキャンセル機能を搭載するなど、音質の向上を図ってきた。
そんなミッドランドが今年のテーマとしたのが「みんなで話そう!」。その第1弾としてリリースされるのが「BTX1PRO・S」と「BTX2PRO・S」の2台だ。
もともとベーシック&スタンダードインターコムとして好評を博していたBTX1とBTX2。今回末尾に“S”が付くマイナーチェンジによって、いずれも1クラス上にグレードアップを果たした。まず、「BTX1PRO・S」はベーシックモデルながら、新たに3台同時に通話ができるグループ通話モードを搭載。ベーシックモデルでグループ通話が利用できるのは業界初だという。
一方、スタンダードモデルの「BTX2PRO・S」は、上位機種同様にブルートゥースコアを2個搭載。これまで最上位モデルのみの対応だった「ステレオブレンド」機能を搭載したことで、音楽を聴きながらのインターコム通話が可能となった。さらに“A2DPの2回線同時再生”にも対応する。例えばスマートフォンの音楽を聴きながらナビの音声を聞くといった、ステレオ音源の同時再生が可能となった。
このようにBTX2PRO・Sは、従来の最上位機種と同等の機能を搭載しながら、価格は税抜で2万5000円と、スタンダードモデルの価格帯に据え置かれている。BTX1PRO・Sも、3台同時のグループ通話に対応しながらベーシックモデルの価格帯のまま。つまり、この2台のインターコムであれば、今まで予算的に手が届かなかった便利な機能が、リーズナブルに使えるようになったのだ。
ウェッジシェイプのフォルムはミッドランド・インターコムのアイデンティティ。マイクはブームマイクとワイヤードマイクの2種類が同梱されている
同時通話3人 BT X1 PRO S
インターカムモードでは2台のBTシリーズと他社製のもう1台を接続し、個別に呼び出せる。グループ通話モードでは、2台のBTシリーズを順番に接続して、合計3台でグループ通話が可能。ベーシックモデルでも3台同時通話できるのは画期的
インターカムモード
登録済みの2人+他社1名と個別通話可能。登録されたボタンを押すと個々の通話開始
グループ通話モード
3人で同時通話可能。ペアリング後、任意のインカムのミドルボタン短押しで瞬時に3台通話開始
フォーンモード
プラスボタンにA2DP(ステレオ)1台。マイナスボタンにHFP/HSP1台。登録および同時待ち受け可能。フォーンモードによりSiri起動可能
同時通話4人4人 BT X2 PRO S
グループ通話モードでは最大4台とそれぞれのサブインターコム4台の合計8人での同時通話が可能。また、個別に会話するインターカムモードとともに、通話のバックでナビ音声やスマホの音を同時に聞ける「ステレオブレンド」機能を搭載している
インターカムモード
登録済みの3人+他社2名と個別通話可能。インカム通話中、ナビやスマホ※の音楽(A2DP)をバックグラウンドで聴くことが可能
※マイナスボタンに登録されている機器が対象
グループ通話モード
4人で同時通話可能。グループ通話中、ナビやスマホ※の音楽(A2DP)をバックグラウンドで聴くことが可能
※マイナスボタンに登録されている機器が対象
フォーンモード
独立された2基のBluetoothチップセットを搭載。インカム通話時のA2DP(ステレオ)バックグラウンド再生、またはA2DPの2回線同時再生が可能
※A2DPの2基のうち、プラスボタンはインカム発着信が優先される
みんなで聞くなら「パブリック」一人なら「プライベート」で
BT X2 PRO Sは、スマホなどの音楽やナビ音声といったステレオ音源を聴きながらインターコム通話をすることができる。ミッドランドではこれを「ステレオブレンド」機能と呼んでいる。さらにグループ通話状態ではパブリックモードにすることで、自分が聞いている音楽を仲間に聞かせることができる。インターコム通話中に「-」ボタンを3秒間押せばOK。ただしこの場合は、ステレオではなくモノラルでの共有になる
DATA
BT X1 PRO S
価格:1万9440円(ソロ)、3万4992円(ペア)
同時通話:3人
通信距離:800m
BT X2 PRO S
価格:2万7000円(ソロ)、4万8600円(ペア)
同時通話:4人(+パッセンジャー4人)
通信距離:1200m