ツーリングをもっと充実させるラリーイベントの魅力

自由な時間ができた週末、走りに行きたいけどどこへ行くか、何を目的にするかに悩むライダーにオススメなのがツーリングラリーイベントへの参加。エリアは大規模からコンパクトまでさまざま。バイク仲間もできるかも？　注目のイベント一挙紹介！

情報・交流・達成感メリットがたくさん

ここ数年、参加するライダーが増えて盛り上がりを見せているのが、ツーリング時にスマートフォンなどを使ってスポットでポイントを集める「スタンプラリーイベント」。本誌も昨年から「バイクジン ツーリストトロフィー」をスタート！約3000人のライダーに参加いただいています。国内の代表的なラリーイベント「SSTR」は言うまでもなく、各地方自治体が企画したツーリング向けラリーイベントも実施されているので、チェックしてみよう。

ラリーイベントには景色のいいスポットや立ち寄りたい道の駅やショップなどが指定スポットとしてラインナップされているので、「どこへ行こうか」と悩む必要がない。目的は全スポット制覇だけではないが、自分で決めた目的をクリアできれば大きな達成感を得ることもできる。全国規模から特定のエリアのみの手軽なラリーまでさまざま。「今よりもっとツーリングを充実させたい」と思うなら、積極的に参加してみよう！

ラリーイベントに参加する6つのメリット

1. ツーリングの目的ができる
2. ツーリングスポット情報
3. 旅の思い出と記録が残る
4. バイク仲間の輪が広がる
5. フィニッシュイベントで締めくくり！
6. 毎年参加するともっと楽しい！

ラリーイベントでは、ツーリングルートやスポットの情報がまとまっているので、参加すればツーリング先選びに困らず、一から自分で調べてルートを考える必要もない。専用ページやアプリ、達成証明書などで自分の旅が視覚化できて思い出として残るのも嬉しい。参加者向けにミーティングイベントが開催されていることが多いので、バイク仲間ができるきっかけにも

おすすめのラリーイベント

SSTR（SUNSET SUNRISE TOURING RALLY）

BikeJINツーリストトロフィー

CBTR

琵琶湖をバイクで一周しながら、10カ所のスポットを巡ってデジタルスタンプを集めるラリーイベント。2024年は9～11月の約2カ月の期間で実施された。エントリー費用の一部は、琵琶湖の外来水生植物の駆除プロジェクトに寄付される。参加費用は3500円（エントリープラン）と6900円（シーズンパスプラン）の2種類。

GATR

熊本県阿蘇地域で開催されるイベント。阿蘇エリアを一周する約150㎞のコース上に設定された10カ所のスポットを巡り、デジタルスタンプを集めていく。2024年の開催期間は4 ～6月の約2カ月間。参加費は6000円でステッカーやオンラインコミュニティの利用権、旅のしおり、阿蘇一周踏破証明書（達成者のみ）がデータで送られる

黄金KAIDO御刻印ツーリングラリー

新潟県、長野県、山梨県、静岡県の中央日本四県にある神社や寺院を巡るツーリングイベント。革製のバンドのような専用御刻印守を購入して、それに各スポットの御刻印を打刻していく。ミーティングイベントも開催されていて、ライダー同士の交流も

ZHSR絶景ハントスタンプラリー

全国各地に設定された絶景スポットを巡り、スマホのGPSとカメラ機能を使ってスタンプを収集するラリーイベント。「灯台＆ライダーズカフェ巡り」など、各開催期間ごとにテーマが設定されるなど多彩な企画が展開。スタンプ数や到着順に応じてランキングが生成され、上位入賞者らには、賞品が贈られる

まずはミーティングイベントに参加するのもオススメ！

YAMAHA My Yamaha Motor café

ツーリング立ち寄りスポットとして各地で開催中。「My YAMAHA MotorWeb」会員にはコーヒーやステッカーのプレゼントも。最新モデルの展示も

Honda HondaGO BIKE MEETING

サーキット走行体験や最新モデルの試乗などができるミーティングイベント。トークショーなどのステージイベントも充実している

BMW MOTORRAD DAYS JAPAN

ライダーパレードやナイトパーティーなどが実施されBMWファンが多く参加。20周年を迎える今年は9月6 ～ 7日に開催予定